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失敗の反省と教訓化

MERSのエピデミック状態で混乱している韓国ですが、加えて旱魃に見舞われ農作物に深刻な影響が出ており、経済面の低迷は言うまでもなく、その上政争のために国会が機能停止状態になっているとやらで、どこを向いても惨憺たる有り様です。

韓国がこれほどまでに酷い状態に陥ったのは、日本から盗んだ仏像を返さないので仏罰に遭っているのだと揶揄する声を時々聞きます。もしそれが本当だとすれば、日本の仏様はどんなにすごい神通力を持っているのかと思いますが、「仏罰」という言葉の意味を調べてみると、「仏の悟った真理に背いたために自然に蒙る罰」のことで、「仏が下す罰」という意味ではないようです。

もっともそういう意味で韓国が蒙っている現状を仏罰と言っても、あながち間違いとは言い切れませんがw

現在の韓国が全方位的な惨状にある自覚は韓国人にもあるようで、ウリナラチラシには自虐に近い反省の記事をしばしば見かけますが、どうせこいつら喉元過ぎたら今の惨状をたちまち忘れて、自画自賛のウリナラマンセーに戻るのだろうと思います。

思えば、かつてのセウォル号沈没事故騒ぎの時も、韓国人は自虐に近い反省を乱発しておりましたが、今となってはセウォル号事故の際の反省など、時々思い出したように引き合いに出したりはしているものの、反省材料というイメージではありません。

更に遡れば、2008年の狂牛病騒動の時もそうでした。あの頃、牛肉を口にするだけではなく、牛革のコートを着ても狂牛病になる、いや牛革の財布を触ってもダメだと狂ったように騒いでいたことを、彼らは完全に忘れ去っています。

最新流行のMERSからしてそうです。当初の上を下への大騒ぎにも飽きたのか、最近では「MERSなんてインフルエンザに毛が生えたようなものだからケンチャナヨ」という空気が韓国社会に拡がり始めているようです。

親韓・擁韓な人々は、韓国で騒動が起きる度に繰り返される彼らの自虐にも近い反省を見て、「彼らも変わり得る」と言うことがあります。

確かに何か事が起きると、彼らはまるでそれが今にも我が身に降り掛かる災難でもあるかの如くに大騒ぎし、それを嘆いて反省のようなものを口走りますが、それが長続きすることはありません。実際に事が我が身に降り掛からなければ、彼らはすぐに「ケンチャナヨ」となってしまいますし、反省を敗者の屈辱と考えている彼らは、騒動の時に口走った反省を帳消しにしようとでも考えているのか、騒動が過ぎ去ると一層のウリナラマンセーに勤しみます。

「狂牛病、セウォル号、MERS」の三件だけを見ても、彼らの反応は同じです。これら以外の韓国の失敗や醜態を比較検討しても、多分同様でしょう。彼らは自分に降り掛かるかもしれない災いには極めて神経質ですが、自分には降り掛からないと思った途端に全く、しかも根拠なく無関心になります。

おそらく韓国では最大の災いになり得るであろう朝鮮戦争の再開にしてもそうです。韓国人のほとんどは、朝鮮戦争が再開されることなど夢にも想像しておりません。それを懸念する者は、馬鹿か臆病者という雰囲気さえあります。

人は誰でも失敗するものです。同じ失敗を繰り返さないためには、一度した失敗をきちん反省し、反省を忘れないことで教訓とするものです。

しかし韓国人は反省のようなものはしても、反省を教訓とはしないのです。過去の失敗は過去の誰かの責任で、自分には関係ないと思った途端、もう自分は大丈夫(ケンチャナヨ)と思ってしまうのです(余談ですが「関係ない(朝鮮語音で「クヮンゲオプソヨ」)」は「ケンチャナヨ」の語源とも言われていますw)。

韓国では、狂牛病で生命を落としたり身体を壊した韓国人がいたという話は全く聞きませんが、狂牛病のために起きた燭火デモに関する騒動で生命を落としたり身体を壊した韓国人は結構いるはずです。しかしそれを反省する声は、燭火デモが収束しつつあった時は多少聞こえていましたが、こないだまたやってたところを見ると、教訓化は全くされていないと言わざるを得ません。

セウォル号の時は、その直後から韓国内の交通機関で事故が連発し(と言うよりも多分セウォル号事故前から同様の事故は普通に日常的に起きており、それがセウォル号事故の後も起きただけの話だと思いますが)、「安全不感症」なる言葉が韓国内で盛んに言われていましたが、その後韓国の交通機関の安全性が改善されたという話は今も全く聞こえてきません(再び余談ですが、「安全不感症」って変な言葉と思いませんか?本来は「危機不感症」あるいは「危険不感症」じゃないの?と思うんですが)。

MERSにしてもそうです。ちょっと前までは今にも自分がMERSに罹るかもしれないと戦々恐々としていたようですが、時間が経つにつれ自分が感染していなければ自分には関係ないとか、仮に感染しても所詮インフルエンザ程度だから大丈夫と韓国人は思い始めているようです。

しかし普通のインフルエンザでも人は死ぬことが普通にあります。ましてやMERSの致死率は40%とも言われており、肝炎が国民病の韓国人には、決して侮って良い病気ではないと思うのですが、今韓国人にそう言えば、きっと「怯懦だ」と嘲笑われるのでしょう。

このところの韓国言論日本語版では日韓関係改善の記事を頻繁に見かけます。そこには、日本人から見たら全然そうじゃないけど、韓国人的には日本に最大の譲歩をしているつもりであろう提案や意見をいくつも見ます。

これまで日本は、そういう韓国の手法に毎度毎度ホダされ、結果的に騙されてきました。騙す方が悪いとは言え、同じ手口で何度も騙されている場合は、騙される方にも問題があります。

日本は韓国の毎度の手口にまた騙される失敗を繰り返すのか、それとも過去を反省し、それを教訓として同じ失敗を繰り返さないようにするのか。韓国が失敗を教訓化出来ないことを嗤うよりも、韓国の同じ手口に毎度騙される私たちを省みて、教訓化することを声を大にして言いたいと思う今日この頃です。



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