韓国人は法や規則を守らない
この季節、今回の道交法改正が目に見えるのは雨の日です。それ以前であれば傘を差して走っている自転車が多かったのに、このところほとんど見かけません。私の知人も自転車に乗る時はいつも傘だったのですが、先日突然雨合羽姿で現れたのでどうしたのかと聞けば、「だって傘差してたら捕まるし」と言うほどですから、周知はかなり徹底しているようです。
スマホを見ながら運転している自転車はまだ時々見かけますが、それは多分、傘より目立たないから見つからないだろうとタカをくくっているのでしょう。いずれにしても、法的な自転車の運転責任が強化されたことは、多くの日本人が知っており、比較的遵守されているようです。
実は私はママチャリユーザーに今回の道交法改正は浸透してないのではないかと思っていました。何しろ自転車は運転免許が必要ないのです。運転免許が必要ないということは、道路交通法の存在すら知らない人でも、自転車に乗って公道を堂々走ることが出来るということです。
それに自転車で明白な道路交通法違反をしても、事件に至らなければテヘペロで済むことが多かったということもあります。自転車の二人乗りの最中に運悪く巡回中のパトカーに遭遇して、大音量で「そこの二人乗り!降りなさい!」とやられた経験のある人は多いでしょうけれど、実際に摘発や罰則を受けた人はほとんどいないでしょう。
ところが私の予想は簡単に覆されました。もちろん、改正道交法施行直後の見せしめ的取り締まり強化の効果もあったでしょうが、実に多くのママチャリユーザーが雨の日には合羽を着るようになりました。
先日などは結構な雨量であったにも関わらず雨合羽も着ず、もちろん傘も差さず、前のめりになって自転車を漕ぐ人を見ました。見ればウインドブレーカーっぽい素材のジャンパーを着ていたので、おそらくそれを雨合羽の代わりにしていたのでしょうけれど、頭と下半身は濡れ放題です。日本人の法令遵守意識の高さを、改めて確認した思いでした。
もちろんそれは、法律を守らねばならないという意識からと言うよりは、違反を摘発された時の罰則が嫌だとか怖いというのが大きいでしょう。ですが、そういう理由であったとしても、日本人の「法律は守らねばならないもの」という意識はかなり高いと言えます。逆に言えば、「法律で定められていることは、守られるのが当然」と思ってしまうのも日本人と言えるでしょう。
ところが、「お隣の国」w韓国は例によって真逆です。韓国人にとって法律とは、自分が守るべきものではありません。むしろ、如何に上手く法律を破って他人を出し抜けるかが重要なのです。法律を守るのは馬鹿か臆病者です。
かつて日韓チャットでも、日本に旅行したいと言う韓国人に別の韓国人が「外国生活時一番重要なのは違法するなと言うこと」「交通違反, そして, 学生身分の場合バイト時間等々... 外国生活がこんなのが大変です..こういう問題だけよく守ったら他の問題はないです」とアドバイスするシーンがありました。
外国生活で法律違反をするなというのは、まともなアドバイスではあります。日本では車両は左側通行ですが、韓国では右側通行というように、外国に行けば法律も異なるのが当たり前で、気をつけているつもりでも、その国の法律に疎い外国人がうっかり法令違反をやらかしてしまう恐れは、確かに大きいのですから。
しかしその例としてあげたのが、自転車の防犯登録と交通違反、留学生の就労時間です。自転車の防犯登録については、当該記事にも注釈を入れているように、義務ではありますが罰則はありません。そもそも単なる旅行者が自転車を所有するという状況は、そんなにないでしょう。留学などの長期滞在であれば自転車を所有することもあり得るでしょうが、真っ先に例にあげるほど重要な法律ではありません。
交通違反についてはその範囲が広いので一概には言えませんが、日本で自動車やバイクを運転するつもりであれば、道交法の知識があることは当然の前提です。外国人だから日本の道交法はヨクワカリマセン、だから違反してもケンチャナヨは通じません(実際の現場では通じてる恐れが、実は大いにありますが)。
留学生の就労については、資格外活動許可が必須です。資格外活動許可を受ける際に、必ずその条件を説明されるはずですし、雇用者にもその確認が求められますから、故意犯でない限り違反することは考えられません。
即ちこれらのアドバイスの内容は、およそ現実的とは言えないのです。思うにアドバイスした韓国人も、あまり日本の法律に詳しくはなかったのでしょう。ただ、「日本では法律は守らなければならない」ということだけを言いたかったのではないでしょうか。逆に言えば、「韓国では法律はそんなに守らなくても良い」とされていることを、この会話は示していることにもなります。
韓国嫌いだからって韓国人の会話の揚げ足を取って無理やりコジツケなくても良いのにと思われるかもしれませんが、韓国では法律や規則は破るものとされているのは事実です。
もちろん、全ての人が平等に法や規則に違反して良いなどとは、韓国人の誰一人として思っていないでしょう。ですが、「自分(=ウリ)」だけなら、法や規則を破っても良いと思っている韓国人は、確実に一般的です。
それにはいくつかの理由があるでしょう。最大のものは、「ウリは特別」という韓国人には普遍的な意識です。「自分がすればロマンス、他人がすれば不倫」というのも、その意識からくるものと言えるでしょう。
また韓国では法律違反の罰則が軽かったり、罰則を免れることが容易だったりするのも、法律違反が安易に行なわれる要因のひとつかもしれません。韓国には、「国民情緒法」と呼ばれるものが実際の法や規則よりも上位にあるため、国民の同情を得ればどんな上位法も簡単に無視されることがあるのは、靖国・日本大使館放火犯の引渡し拒絶が好例と言えるでしょう。もちろん、国民感情によっては時に罪科より重い量刑が下されることもありますが、それらは往々にして後に恩赦の対象となったりします。ですから、韓国の法律でこう決まったとか、このように決まっているとかいうのは、あまり当てにならないと私は考えています。
愚直に法律や規則を守れば、守らない者に遅れを取り損をするが、法律や規則を破っても罰則はそれほど厳しくないし、それを免れることも容易となれば、韓国人でなくとも法律や規則を守る気がなくなるでしょう。ましてや韓国人であれば尚更というものです。
そういう国の人々をどうにかすることなど、日本人には絶対に出来ません。もしするならば、力と恐怖で徹底的に締め上げる必要がありますが、日本人にはどうしてもそれが出来ないことは、かつての日韓併合で証明されています。
もし日本が、日韓併合において韓国人の言う通り人類史上例を見ない残酷な支配をしていたのなら、今の韓国人がこれほどまでに日本人を侮ることは絶対にありません。日本は、どれほど侮っても罵っても損害を与えても、決して厳しい報復をしないと確信しているからこその、現在の韓国の対日姿勢なのです。
それを覆すことは容易ではありませんし、覆そうとするならば日本人側の精神的負担が大き過ぎます。その割に、得られるものは果てしなく少ないのです。
そんな無理をしてまで韓国との付き合いを続けるよりは、韓国人が遺伝子レベルでその恐ろしさを記憶している中国に全てを任せた方が、少なくとも日本にとっては失うものが少なく、メリットが多いのではないかと愚考する次第です。