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魅力コリアという怪談

「朝鮮人社会には《怪談奇談》の類はありますか」というご質問を頂戴しておりますが、朝鮮や韓国における怪談奇談でこれというものは思い浮かびません。どうしても挙げろと言われれば、檀君や赫居世などの神話ぐらいでしょうか。

朝鮮の民話やお伽話を集めた本を読んだことがありますが、日本の民話やお伽話によく似たものが多く、事実編者はそれを以て「日本と韓国はこんなに文化的にも近しい間柄なのだ」というようなことを言いたかったようです。しかしそれらは普通に日帝残滓と言われるものじゃないの?というのが私の個人的な感想でした。

かつて弊ブログでも取り上げたことのある「トッケビ」は朝鮮の代表的な妖怪で、これをモチーフにした怪談と言うかお伽話的なものもあるにはあるようです。

が、この「トッケビ」もどうやら日本統治時代の影響を強く受けているらしく、しかも弊ブログで取り上げたように、近年でも意図的に日本の鬼と混同させようとしている勢力があるため、トッケビが出てくる物語を純粋に「朝鮮の怪談奇談」にカテゴリ出来るかどうかは、甚だ疑問です。

あとは、かつて日韓チャットで韓国人から言われた「頭のない幽霊」とやらの話が、もしかすると朝鮮では怪談奇談の類として広く知られているのかもしれませんが、私自身は「頭のない幽霊」が出てくる本や資料を見たことがありません。

韓国というか朝鮮人社会は、現代においても不可解で不可思議な現象が普通に頻繁に起きる社会です。それに加えて人の力を超越した存在を畏れ敬うという意識が希薄な彼らは「祟り」の概念が理解出来ません。加えて「自らの行ないを省みて悔い改める」という習慣が皆無に近い彼らには、もしかすると教訓や戒めとしての「怪談奇談」は発生しなかったのかもしれません。ただし、日本を初めとする外国の影響を強く受けたと思われる都市伝説の類であれば、現代の韓国には豊富にあるようです。

さて、韓国の代表的言論紙である中央日報では創刊50周年を機に、韓国の魅力と、韓国が魅力的な国になるための道を探求するという企画、「魅力コリアレポ」を行なっておりました。

その総括記事がこの社説なわけですが、一連の「魅力コリアレポ」を読んだ後、この総括記事を読み、改めて彼らの虚無的且つ虚勢的自尊心を痛感することになりました。

弊ブログでも日韓チャットで韓国人に「韓国の伝統文化を挙げてくれ」と言ってもなかなか挙げられず、どうにかこうにか捻り出した「韓国の伝統文化」について「外国人にもわかるように説明してくれ」と言うとぶんむくれるという事例をご覧に入れたことがあるように、彼らには「韓国には素晴らしい文化がある」という意識は物凄く濃厚で強烈なのですが、具体的に韓国にはどういう文化があり、それがどのように素晴らしいのかを知っている(≒説明出来る)韓国人は極めて稀です。

中央日報の一連の「魅力コリアレポ」においても、彼らが「韓国の魅力」を探し出すのに、大変な苦労をしている様子が現れています。

その様子を見るに、「とにかく韓国は魅力的な国であらねばならない」という意識は強く感じられるのですが、実際にはそうでもないということを、韓国人自身知らないわけではない様子も、ありありとわかります。

最近韓国のネットでは「ヘル(Hell=地獄)朝鮮」という言葉が流行っているとやらで、中央日報の一連の「魅力コリアレポ」はそれを否定する意図もあったようですが、とにかく事実や過程をすっ飛ばして、「韓国は「素晴らしい国」「魅力的な国」であるべき」という結論があらかじめ用意されており、韓国人たちはその結論のための模範解答(と彼ら的に思われること)を口走っているだけなのです。

ですので、一連の「魅力コリアレポ」を読んでも、「なるほど、これらは確かに韓国独自の魅力だ」とか、「これがあれば韓国は魅力的な国になれるに違いない」と思える要素が全然ありません。ひとつぐらい無いものかと思ったのですが、驚くほどありませんでした。

就職活動で自己アピール文を書いたことがある方ならご理解いただけると思いますが、単なるうぬぼれで良いならともかくとして、自分の魅力を自分で見つけるという作業はなかなか難しく、また意外につらい作業です。しかもそれで他者を惹きつけようと思うのであれば、自分自身を他者の目で見つめる必要があります。この「自分自身を他者の目で見つめる」という作業が、韓国人には致命的に出来ないのです。

結局、彼らの考える「魅力コリア」とは、他者(ナム)を自分自身(ウリ)に引き込み混ぜ混ぜにしてしまおうとするものばかりでした。韓国人的には、「こんなに素晴らしいウリに、(本来は排除すべき)ナムを混ぜてあげることこそが、韓国の魅力になるのだ」と思われるのでしょう。

それは韓国を知らない者や、韓国に親しみを持つ者にとっては、もしかすると魅力になり得るのかもしれません。しかし韓国をある程度知る者や、韓国に嫌悪感を持つ者にとっては、魅力どころか恐怖に近いものを感じます。

ある意味、韓国人が「魅力コリア」を掲げて私たちに迫ってくることが、韓国の怪談と言えるのかも知れません。



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