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平成27年年末ご挨拶

今年もとうとう大晦日になってしまいました。旧年中は変わらぬご愛顧を賜り、本当にありがとうございます。

平成27年という年は、読者の皆様にとってどんな一年だったでしょうか。私はプライベートでトラブルやらアクシデントやら何やかんやでずいぶん忙しい一年になってしまいました。

人生ってのは何年、何十年生きてたって毎日が初めて出会う日であり、その年令、例えば二十歳の時に遭遇することは、その後毎年同じようなことが巡ってきたとしても、一生に一度しかない瞬間なのだなあとしみじみ思います。長く生きたって、人間なかなか賢くなれないのもそういうことなのでしょう。

それでも、去年の自分と今年の自分が全く同じでは、歳を重ねる意味がありません。一歩だけでも良い。ひとつだけでも良い。去年より成長している自分になろうとする気持ちだけは、持ち続けなければと思った一年でした。

それは自分という個人もそうですが、日本という国も同じではないかと思います。

突然「国」なんて言うと、何とも途方が無くて「自分とは関係ない」なんて思ってしまいがちですが、国は人が作るものです。「国家の三要素」というのを中学生ぐらいで習うと思います。「領域」「人民」「主権」というやつです。この内のいずれも、「人」がいなければ成立しません。

人がいるからこその国であり、国はそこに属する人々によって如何ようにも変わっていきます。

もちろん、人間一人の力なんて微々たるものです。たった一人の英雄の力で国ががらりと変わるということは英雄譚ではよくある話ですが、どんなにスーパーな能力を持った英雄といえども、またそれが歴史小説の中の創作であったとしても、その英雄がたった一人で国を変えるなんていうことは出来ていません(但し北朝鮮の英雄譚を除く)。名も無き、しかし多くの人々がその英雄を支え、力を添えることによって、英雄が英雄たり得、国を変えるという途方もないことが出来るのです。

基礎や土台が無ければ、どんなに立派な建物もそれこそ「砂上の楼閣」です。名も無く力も無い私たちですが、国を変える基礎や土台を構築すること、即ち国を変え得る人を支えることは出来るはずです。

事実、この数年で日本は本当に変わってきました。弊ブログの初期の記事を読むとまさに「隔世の感」という言葉がピッタリ来るほどです。

しかもこの年末には日韓間の長年の懸案(と言うか韓国の反日のタネw)であった慰安婦問題が、少なくとも日本側の立場では「最終的且つ不可逆的に」解決したことになりました。もちろん、この問題が本当に「最終的且つ不可逆的に」解決したかどうかはこれからの成り行きを見守らねばなりませんが、それとは別に今までであれば日本が韓国との交渉に際し、「不可逆的」といった強い言葉や厳しい表現を用いることはなかったのは事実です。

例えば日韓歴史共同研究における逸話がわかりやすいでしょう。日本側が韓国にとって不都合な歴史的事実を提示すると韓国側が「韓国に対する愛情は無いのかー!!」と叫ぶというアレです。そう叫ばれた日本人側は、それに対しきっぱりと「あるわけないじゃん」とはきっと答えなかったでしょう。ただ苦笑や困惑で応じるばかりだったのではないでしょうか。

それは日韓歴史共同研究だけのことでは絶対になかったと私は断言出来ます。官民問わず日韓間のあらゆる交渉事において、そういうシーンが展開されていただろうことは確信しています。

それが今回は、「この話はもうこれで終わり。二度と蒸し返すんじゃねえぞ」とはっきり言ったわけですから、今までの日本の対応を考えると、この点だけはかなり頑張ったと言ってあげても良いのではないかと私は思います。

こうやって一歩ずつ、ひとつずつ変わっていけば、その積み重ねはいつか実を結ぶでしょう。もちろん蒔いた種子が全て芽吹き、育ち、実を結ぶとは限りませんが、だからと言って種子を蒔かなければ何も起きません。どんな形でも、種子を蒔くことをやめないことが重要なのではないかと思います。

慰安婦問題解決に関して少しだけ余談を申し上げれば、日本側が提供する10億円という金額ですが、ふと「今年の年末ジャンボの一等・前後賞当籤金と同じ金額だなあ」と思いました。10億円という金額は個人が得るとなれば腰が抜けるほどの超大金ですが、それでも個人が得られるチャンスがあるぐらいの金額とも言えます。それだけのカネで今まで何十年と引きずってきた二国間の懸案を「最終的且つ不可逆的に」解決出来たとしたら、結構安くあがった?とふと思いましたw

さておき、日本が韓国に対して(以前と比べれば)強い態度で出られるようになったということは、日本が変わってきたことの証と言えるでしょう。もちろん、どこかで腰が砕けるのではないかという不安は常にあります。今回の慰安婦問題の交渉についても、日本側が腰砕けの対応をしたと憤り、あるいは批判する人が少なくありません。

それは、そういう主張を持つ人々が多くなってきたということでもあります。今までであれば、日本が韓国に対し腰砕けの対応をしても、ほとんどの日本人は何も言いませんでした。少なくとも、政府が動くほどの声はあがりませんでした。と言うか、そもそも日本が韓国に対し腰砕けの対応をしたということさえ知らされず、また知ろうともしていませんでした。

しかし政府の動向に高い関心と、それに対する意見を持つ日本人は、やはり少しずつではありますが増えてきました。これは良い変化だと私は思います。日本人ひとりひとりが政府の動向に関心を持ち、それに対し賛成であれ反対であれ、意見を持つということは、国を変えていく大きな原動力になるからです。この傾向が是非今後も続くようにと切実に願います。

最後に、昨年末のご挨拶にも書きましたが、今年は書籍化を真剣に考えようとかなり真剣に思っておりました。やはり紙の書籍は、ホントにオファーが全くありません(ブログに表示する広告のオファーは結構あるんですけどねw)ので、お手軽な電子書籍から始めてみようかと思いとりあえずKindleのアカウントだけは登録したのですが、それ以上のことはまだ何もしていないという、怠け者丸出しの状態ですw 日本の変化の進み具合よりも遅い弊ブログの書籍化計画ですが、動こうという意思だけはまだしつこく持っておりますことを、こっそりご報告申し上げておきたいと思います。

それでは新しい年が日本と皆様にとってより良き年になりますように、また弊ブログにもこれまでと変わらぬご指導ご鞭撻ご声援を賜りますようにと願って、平成27年の年末ご挨拶とさせていただきます。


平成27年(西暦2015年)12月31日
筆者敬白
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