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日本より韓国の方が進んでいる?

昨年の一月から、一念発起してダイエットを行なっておりました。というのも、昨年一月の健康診断で体重が人生史上最大値をマークしたからです。そのまま放置すれば、いずれ生活習慣病を発症するのは必至でした。

太ると言えば若い頃のように見た目の問題も大いにありますが、この歳になると健康面での問題も軽視出来ません。なので、若い頃のような、食べる量を減らすダイエットをする気は最初からありませんでした(この歳から食べる量を減らすダイエットをすると、脂肪より骨量や筋肉が落ちるので)。

食べる量を減らさないダイエットとして、とりあえず「食べ順ダイエット」を選択しました。ご存知の方も多いと思いますが、まず「食物繊維(野菜、コンニャク等)」を食べ、次に「発酵食品(ヨーグルト、チーズ、納豆等)」、それから「タンパク質(肉、魚、卵等)」、最後に「炭水化物(ご飯、パン、麺類)」などを食べるというダイエットです。

このダイエットは、実は最初馬鹿にしてましたw 「食べる順番を変えるだけで痩せたら苦労しないよ」と思ってたのです(なら何故そのダイエットを選択したのかというツッコミはご遠慮くださいw)。

しかし実践してみると、意外に効果があることに気づきました。と言うのも、「食べる順番」を守るために必ず「食物繊維」「発酵食品」「タンパク質」「炭水化物」を摂ることになるので、必然的に栄養バランスの良い食事になります。更に「タンパク質」を食べ終える頃にはかなり満腹になり、最後の「炭水化物」を食べるのがキツくなります。

「これ(最後の炭水化物)どーしても食わなきゃいかんのか」としばらく途方に暮れながら無理やり口に押し込んでいたのですが、そうこうしているうちに、「糖質制限ダイエット」に遭遇しました。

「糖質制限ダイエット」では、「炭水化物(厳密には糖質)は食べなくて良い」「むしろ食うな」とされています。「食べ順ダイエット」における最後の炭水化物に辟易していた私は喜んでこれに飛びつき、「食べ順ダイエット」の最後の炭水化物をカットする「糖質制限ダイエット」に切り替えたのでした。

結果としては一年で10kgの減量に成功し、医者からも「健康」の太鼓判をいただいております。ただし食事制限だけではなく週3日の有酸素運動(温水プールで1時間半ほど泳いでいました)も取り入れていましたが。

近親に2型糖尿病を発症した者がいるため私も2型糖尿病の発症リスクが高く、予防のため減量が成功した現在も糖質制限は継続しており、ネットで糖質制限関連の情報をチェックすることもよくあります。

ここから本題です。

糖質制限のための低糖質パンを販売している会社があるのですが、その付属ブログに「韓国のテレビが取材に来た」という話がありました。

韓国人は「身体に良い」ものが大好きで、そのためならイヌやネコを食べたり、ヤギを丸ごと煮てそのスープを飲んだり、人肉カプセルを飲んだりします。韓国では糞食が行なわれていた(いる?w)というのが嫌韓の間では知られた事実ですが、これも健康増進あるいは病気治療のためと言われています。

ですから、韓国人が健康関連のネタに貪欲なことは特に驚きません。糖質制限は比較的近年に提言され始めたものですから、新しもの好きの韓国人が飛びつくのも当然でしょう。

気になったのは日本側の反応、即ち取材を受けた低糖質パン屋さんの感想です。

韓国のテレビクルーとの対話で、「韓国では糖質制限が流行り始めている」「新しいものを積極的に取り入れているようだ」と感じ、「日本の方が糖質制限を始めたのは早いのに、テレビでは全然放送しない」「日本では糖質制限はいまだにかなりマイナー」と思われたようです。

日本における糖質制限が今ひとつマイナーな感じがするというのは、もっとメジャーになれば低糖質パンももっと売れるようになるのに、という願望が入ってる低糖質パン屋さんの感じ方ではないかと私は思います。と言うのもこの一年間、私が「糖質制限ダイエットをしている」と言って、「何ソレ?」と言った人がほとんどいなかったからです。大抵の人が、詳しくは知らないにしても一度は聞いたことがある、という反応でした。

ただ「白いご飯食べないなんて我慢出来ない」とか「パン大好きだし」「週に一度はラーメン食べないと手が震える」などと言って、糖質制限に強い拒否反応を示す人が多いのは事実ですが。

それはさておき「韓国で糖質制限が流行っている」ということに私は強い懐疑心を抱きました。日本人感覚ではテレビの取材が来る、しかもそれが外国のテレビ局であるとなれば、現地ではそりゃもうものすごいブームになってんじゃないかと思ってしまうのはわかります。

しかし韓国です。番組作成のネタに困ったら釜山に行けと言われてた韓国です(釜山では日本のテレビ放送が受信出来るのですw)。更に韓国の食文化を考えると、韓国で糖質制限が一大ブームになっているなどということはどうしても考えられません。彼らの食生活から糖質をカットしたら、あいつら食えるもん無くなるんじゃね?と思うぐらい彼らの食文化は糖質に依存しています。

日本も食事のことを「ご飯」と言うぐらい糖質に依存した食文化ですが、韓国では同じく食事を「ご飯」と言うだけではなく、挨拶としても「ご飯食べた?」と言うほどなのです。故NAVER日韓翻訳掲示板に出入りしていた方なら、「ご飯は食べて通うのか」という韓国人の非難とも揶揄とも付かない罵倒を見たことが一度はあるでしょう。それぐらい「ご飯を食べること」は、彼らにとって「生活」そのものなのです。

そこで「糖質制限」をハングルに翻訳してGoogleで検索してみたところ、情報がヒットしないこともないのですが、そのほとんどが日本における糖質制限提言者の説明や主張の紹介だったのです。

それを見て「あ、これいつものヤツだ」と思いました。日本で既に行なわれているものを韓国人が見て取り入れ、それを見た日本人が「日本より韓国の方が進んでいる」あるいは「韓国の方が優れている」と言うヤツです。韓流捏風の頃などには、このパターンが盛んに用いられていたように思います。

最近は韓国自体の影が薄く、このパターンもそれほど見かけなかったのですが、韓国というのは影が薄くても結構いろんな分野に入り込んでいることが多く、韓国とは全く関係がないと思い込んでいるところで不意に遭遇することがしばしばあります。

その情報に接することで特に害が無ければ問題視する必要もないでしょうけれど、例えば「韓国の産後調理院がスバラシイ」などという情報もあったように、油断は禁物です。

「日本より韓国の方が進んでいる、優れている」と言う日本人にその意図があろうとなかろうと、それは日本人に対する印象操作であり、誤誘導となります。

それは日本人の韓国に対する誤解を深め、韓国人の対日工作に寄与するおそれがある行為だということを、改めて警告しておきたいと思う次第です。


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