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以前も以後も韓国は不変

韓国の憲法裁判所が「金英蘭法」と呼ばれる法律を合憲と判断し、9月28日から施行されることが決まったそうです。

「金英蘭法」とは正式名称を「不正請託及び金品等授受の禁止に関する法律」といい、公務員・公共機関職員・報道関係者・私立学校および私立幼稚園の役職員など全国4万機関240万人余り及びその配偶者までを含めた、推定400万人を対象とする贈収賄に関する法律です。「金英蘭法」と呼ばれるのは、この法律の草案作成者が金英蘭という議員だったからです。

韓国は伝統的な賄賂社会で、1970年台の後半にソウルで駐在員の妻としての生活を送っていた日本人女性が書いた「ワンダーランド・ソウル」という本にも、韓国での自動車運転免許の実技試験の際には、合格するために試験官に賄賂を渡せと現地で知り合った韓国婦人たちから盛んに勧められたという話が載っていました。

「ワンダーランド・ソウル」では、著者は悩んだ末に試験官に賄賂を渡そうとするのですが、試験官が毅然としてそれを断ったというエピソードになっております。また著者に賄賂を贈るようにけしかけた韓国婦人たちも、著者からそのエピソードを聞いて「良かった」と喜んでくれたという、ちょっといい話っぽくなっていました。

しかし実際問題として、韓国では賄賂が普通に横行しておりました。それは少なくとも韓国人同士や、行きずりの外国人客相手であれば罪悪感や背徳感を伴うものではなく、その立場にある者の当然の権利という感覚でした。

今はそうでもないと聞きますが、ちょっと前までの韓国では警察官は違反を見逃す代わりに賄賂をせしめるのが普通であり、だからこそ薄給にも、また蔑視(韓国では警察官はあまり尊敬されない職業のようです)にも耐えられたと韓国人から聞いたか、何かで読んだ記憶があります。

薄給と言えば、今でもそうなのかわかりませんが、やはり少し前までの韓国では学校の教師もずいぶんな薄給だったそうですが、生徒の親からの付け届けが薄給を補って余りあるという話もよく聞きました。

しかしグローバル化が進む昨今、韓国内からも旧態依然とした賄賂社会を是正すべしという声があがり、今回の「金英蘭法」の成立とその合憲判断に至るというわけです。

と、こう書けば「おや?韓国人もやっと少しはマトモになってきたのかな」と早とちりしそうですが、「さう旨くはいかない」のが人の世です。ましてや人でなしの世なら尚更というもので、韓国人は非常にしばしば法律的あるいは道徳的に正しいことを言いますが、自分だけは例外と考えるのが普通なのです。

ですから、「金英蘭法」によって贈収賄が禁じられたとしても、またそれを是とする韓国人でも、自分が賄賂を貰える立場になれば当然のように賄賂を期待するでしょう。その期待を裏切られれば、それに応じた不利益を相手に与えることに、何の不合理性も感じないでしょう。

贈る側としても、相手が一度や二度断っても、それを真に受けることはおそらくありません。前回の記事で紹介したように、韓国では目上の人からの酒は二度までは断るのが礼儀だが、三度も断ればかえって無礼になるとされているのです。

この伝で行けば、韓国では賄賂を贈ろうとした相手に二度断られたからと素直に賄賂を引っ込めれば、「ヌンチのない馬鹿」扱いされてしまうでしょう。

この法律について中央日報の記事によると、韓国の有識者は「大韓民国の不正腐敗史が今後、金英蘭法の以前と以後に分けられるほどこの法施行の余波は大きいだろう。その間の産業化過程で一般的慣行として容認されてきた韓国式接待・請託の文化が根絶されるきっかけになると予想される」と絶賛しておりますが、これもまた「さう旨くはいかない」でしょう。

何しろ韓国は、「自分以外の全ての人は法や道徳に絶対に従わなければならないが、自分だけはその縛りから免れられて当然」と誰もが確信している社会なのですから。


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