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日本政府の態度は日本国民の意志を反映したもの

27日に行なわれた日韓財務対話において、日韓通貨スワップ協定再締結の議論が持たれることが決まったようです。韓国ではこれを「日韓通貨スワップ協定再開決定」と決め付けている模様です。

日本側は従来より「韓国からの要請があれば検討する」という立場でしたので、再締結の議論が持たれるようになったということは、明らかに韓国から日韓通貨スワップ協定再締結の要請があったという証左です。

これは韓国側も認めざるを得ないことのようで、早速韓国言論は様々な言い訳を並べ立てているようですが、要は前回記事にも書いたとおり、最早韓国経済がなりふり構ってはいられないほど逼迫した状態であることを示唆するものと考えるのが妥当でしょう。

日本側も、日韓通貨スワップ協定の再締結に必ずしも消極的ではないというのも、韓国側の言い訳のひとつです。まあこれは、韓国人お得意の、「それでは日本は!」という類でしょう。

私は政府関係者ではありませんし、その界隈にツテがあるわけでもないので断言は致しかねますが、実際問題として日本が日韓通貨スワップ協定の再締結に必ずしも消極的ではないのは、ある側面で事実かもしれないとは思います。

というのも、「ウリは常に揺るぎなく「清く正しく美しい」」という記事で書きましたが、現在の韓国の体制が突然崩壊すれば、恐るべきパラダイムシフトが発生し、日本にとって取り返しのつかないほどの脅威が韓国によってもたらされる恐れは大いにあるからです。加えて、韓国に出資している日本企業からの要望もあるでしょう。

それだけではありません。現在の日本政府は韓国に対して、歴代政権と比較すればかなり厳しい態度を取っております。嫌韓から見ればなまぬるいと言いたくなる気持ちは私も嫌韓の一人ですから痛いほどよくわかりますが、だからと言って軽々に嫌韓が満足するほどの対応を行なうには、日本には内憂も外患も多過ぎます。それらを差し引いてやれば、現政権はよくやっている方だと私は思っております。

実際問題として日韓通貨スワップ協定再開の議論が行なわれるということは、再開の可能性は決して低くないでしょう。それは嫌韓としての私個人としてはかなりハラワタの煮えくりかえる事態ですが、日本政府の立場としては対処の面倒な韓国に対するひとつの駆け引きとしての選択であったのかもしれません。

いずれにしても、政府の判断は国民の意思に左右されるものです。日本政府が韓国に甘い態度を取るということは、日本国民の意思がまだ韓国に対して甘いということを示すものです。

実際、日本の嫌韓は定着したとは言えかなり落ち着いてきております。韓国を嫌うにも、同じネタばかりで飽きたということもあるでしょう。嫌いなものにいつまでも注目していられないということも、大いにあるでしょう。たとえそれが事実であっても、韓国の悪口を言うことに嫌気を催したという日本人も、間違いなくいるはずです。

韓国人は国是として何十年どころか何百年でも反日に邁進することが出来ますが、日本人はそんな不毛で後ろ向きな行為にいつまでも没頭出来るものではありません。日本人はどんなに嫌な目に合わされても、時が経てば水に流そうとしてしまいます。

日本人同士であればそれで上手く回っていくでしょう。それでつい日本人は、日本人以外の相手にもそれで対応してしまいます。

もちろん、それが通用する相手もいます。と言うか、ホントはそれが普通です。ある程度の教養を持つ文明人であれば、いつまでも過去の遺恨にとらわれて現在と未来を浪費することの不毛さに耐えられません。世界の多くはそれで回っています。

しかしそれが通用しない相手も明確に存在します。韓国人は間違いなくそういう連中なのです。

日本人の多くは、韓国人がそういう生き物だとは知りません。たとえ知識として知り得ても、それが余りにも日本人と言うか文明人的な尺度に合わないことなので、現実に照らすことが出来ません。

その結果、多くの日本人が韓国人の「待日本人六條」にまんまとハマってしまうのです。

日本政府の韓国に対する甘々な対応を批判したり非難することは、もちろん必要です。しかしその背景にある、私たち日本国民の韓国に対する甘々な考えが改められない限り、今後どんな政党が政権を担おうとも、韓国への対応が嫌韓の意に沿うものになることはないでしょう。

前回記事でも書きましたが、日本政府が韓国に対し、「それは日本の国民感情が許さない」と言えるようにならなければ、日本政府は常に韓国に「大人の対応」をせざるを得ません。

今後は日本政府の対応を批判したり非難することで私たち日本国民が韓国にどういう意識を持っているかを明らかにし、あるいは選挙で韓国に厳しい意見を明確にした人物を選ぶ(もしくは韓国にあからさまに甘い態度を取る人物を排除する)などして、日本政府が日本国民の意思を反映出来るバックボーンを作っていくべきでしょう。

ついでに日韓スワップ協定再締結の議論開始についての日本の利についても少しだけ。

基本的に日韓通貨スワップ協定が日本の韓国に対する一方的な経済支援であるということは、間違いありません。しかし今回については「韓国の要請」によって「協定再締結の議論」が行なわれるということであり、再締結するかどうかは必ずしも決定されていませんが、議論を開始することだけで日本の韓国に対する主導権の強化になっております。

即ち議論に際して日本は韓国に対し「日韓通貨スワップ協定を再締結して欲しいなら、ホニャララしろ」、あるいは「ホニャララするな」と言えるわけです。

即ち日本側は、「韓国がホニャララしないなら」あるいは「ホニャララするなら」日韓通貨スワップ協定再締結の議論は終了すると言えるわけです。「そうしなければ日本の国民感情が許さない」とは、現状でも十分言えるでしょう。日韓通貨スワップ協定再締結の議論開始は、日本が韓国を牽制する強力なカードになり得ると私は考えております。

以前と違って、日本政府の韓国対応を見る日本国民の目は幾らか厳しくなりました。昔と比べれば格段に厳しいと言える現在の日本政府の対韓姿勢が嫌韓の目から見れば「媚韓」に見えるぐらい、日本政府の韓国対応を厳しい目で見る日本人が増え且つはっきりと声を挙げるようになったわけです。

その追い風を背に受けて、と言うかそれで背中を押して、これからの日本政府が今後一層韓国に厳しい姿勢を取りやすいような空気を作っていくことが、私たち日本国民の責務であると考える次第です。


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