韓国産バイクのインプレッションを見て
そのレポートのツーリング先が私の住んでるところから日帰りで行くにはちょうど良いエリアということもあって、最初から最後まで読んでみました。そのレポートに用いられているバイクは、普通のよくあるカウル(風防)の付いたロードスポーツタイプと、カウルのないネイキッドスタイルの2台でした。
通常、バイクのタンクやカウルにはメーカーのロゴが書かれているものです。バイクにさほど詳しくない人でも、そのバイクがどのメーカーのものかは、タンクやカウルを見ればだいたい見当を付けることが出来るのですが、そこに掲載されているバイクのタンクに書かれていたのは、おなじみの国産バイクメーカー4社(ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキ)のロゴとは、パッと見から印象が違いました。
外国製バイクかな?と思いながら、そのロゴを読んでみると、語感が如何にも朝鮮風です。帰宅して検索するとやはり、暁星という韓国メーカーのバイクでした。
韓国企業と言えば三星や現代が有名ですが、彼らは何故か自社の名称を外国向けにアレンジします。三星は朝鮮語音なら「samseong(サムソン)」と発音しますが、外国向けには「samsung(サムスン)」です。しかしこれはまだ比較的原音に忠実な方で、現代などは朝鮮語音ならば「hyeondae(ヒョンデ)」なのに、外国向けには「hyundai(ヒュンダイ)」としております。
暁星もご同様のようで、朝鮮語音ならば「hyoseong(ヒョソン)」と発音するはずなのに、何故か外国向けにはこれを「ヒョースン」と言い張っている模様。当然、そのバイクに書かれたロゴもHYOSUNGとなっております。
検索してみると、バイクの販売ではそこそこ大手のレッドバ○ンが、暁星バイクの日本代理店となっているようです。確かにそのツーリングレポートの協賛には、レッドバ○ンの社名がありました。
販売代理店協賛のインプレッションを兼ねたツーリングレポートですから、協賛会社が提供したバイクについて悪いことが書いてあるはずもなく、そのバイクについても絶賛とまでは言いませんが、良いことばかり書いてありました。
しかしネットで検索してみると、暁星のバイクを手放しに褒めているユーザーはほとんどいません。
普通、自分で選んで買った物は、多少難があっても目を瞑れるものです。ましてやバイクは、実用性よりも趣味性に強く偏ることの多いものですから、他人が見てダメダメなバイクでも、本人が惚れていれば問題なしという例は、極めて一般的です。
例えば国産バイクの老舗カワサキなどは、「重い、曲がらない、壊れる」「イモムシ(カワサキカラーが緑色なので)」などと散々な言われようですが、「だがそれが良い」という熱心で根強いファンも少なくないようですし、名車と呼ばれるバイクもいくつか輩出しております。
ところが暁星バイクに関しては、惚れて買ったはずの人がかなり厳しい評価を下している点が目立ちます。興味のある方は各自で検索いただくとして、評価として概ね共通しているのは「サスペンションがダメ」「ブレーキがクソ」「パワーがない」の3点。これらは正直言って、バイクとしての存在価値そのものが疑われるマイナスポイントです。
これでびっくりするほど安い(同じクラスの国産バイクの半額ぐらい)というなら文句を言わない人もいるかも知れませんが、同じクラスの国産バイクとほとんど変わらない価格です。国産バイクと比較すればメンテナンスやパーツの入手に強い制限がかかることを思うと、同じクラスで程度の良い国産中古を買った方が良いというアドバイスを幾つも見ましたが、全くそのとおりだと思いました。更にリセールバリューはほぼ望めないのですから、余程惚れ込まないと買えたものではありません。
検索した中で、実際に暁星バイクを購入した方が、「ヒョースンバイク良いところ:デザイン(技術提携結んでいただけあって、スズキのバイクに似ている?)悪いところ:品質といった感じです」と端的に表現されておられるのをみました。
この評価はバイクというよりも、韓国そのものについて表現しているようで、かなり複雑な気分になりました。
バイクに限ったことではなく、何につけ韓国は見た目の良さ(かなり主観的になりますが)だけに注力して、品質という「中身」を蔑ろにしております。
それを弊ブログでは「薄くて浅くて上っ面」と評しておりますが、この「薄くて浅くて上っ面」に満足する人が結構な数存在するということと、その「薄くて浅くて上っ面」の元をたどれば「日本の技術提携」によって確立されたものである場合が少なくないということを思うと、「やはり韓国か」と思って出かかった笑いが引っ込んでしまいました。
ちなみに韓国バイクといえばよく笑韓系サイトで取り上げられているYAMUDAですが、あれはどうやらバイクのメーカーではなく、日本のバイクとそっくりのデザインのカウルを付ければ、オンボロ韓国バイクがたちまち高級日本バイクに早変わりという、これもまた韓国らしさの炸裂したコンセプトのカウルメーカーのようです。
コメント
少し前、韓国車がアメリカで売れていると話題になり、確かに見た目のセンスはよく、比べてトヨタはダサいと言われておりました。デザインについては見習うべき処もあるのかもしれませんね。ソニーにでも頼むとか。
今はバイクが売れない時代になりましたね。
市場に出回るバイクで購入意欲をそそるものが少ないです。
主流は觔斗雲(きんとうん)と言われるスクータータイプが多くなっています。
そこで、薄くなったネイキッドタイプ市場に韓国製が入り込んでいる訳です。
代理店となったレッドバ○ンも経営が苦しいのでしょう。察するに余りある。
しかし、これでレ○ドバロンの命運も尽きたというものでしょう。お可愛そうに。
上野の光輪モータースの二の舞にならなければ良いのだが、、
南無南無。
ヒョー寸
管理人様、皆様
ときどき見ていますが投稿は初めてです。
赤男爵店の目立つところにヒョー寸のバイクが2~3台展示してあります。カウル付とオフロード車がありますが、おっしゃるとおりデザイン、質感はまずまずいいです。しかしこのマシン、街で見かけたことは一度もないです。
自己主張にこだわりのあるバイク乗りにとって「朝鮮車」という時点でアウトです。
歴史も伝説もない、なんちゃって感満載の違和感、選ぶ人は変わり者だと思います。
サービスエリアなんかでバイク乗り同士の交流がありますが、ヒョー寸乗りに対しどんな印象を持つでしょうか。
「バイクドシロウト」「貧乏」「早くそんなのから卒業しな」
こんな評価されること必至です。
でもなんすかね、バイクの良し悪しとは別次元の問題である気もします。
ヒョー寸って会社、バイクの文化とか夢、技術追究なんかはそっちのけで「日本メーカーから技術をパクリ、シェアを奪うこと」「韓国が先進国であることをアピールする」ためにビジネスしている感が濃密で、バイク愛好者にとって愛着を抱きにくい存在なんです。
なんというか、相変わらずズブズブなかの国です
以前韓国に技術指導に行った日本人技術者が工場設計を指導したとき、現地の技術者が生産効率を無視した機械配置をしていたので注意したところ、
「見映えのいい機械を目立つところに置かないといけないニダ」
と頑として譲らなかったそうです
「7割仕上げればパペクト(外見だけにこだわる)」同様に目につきにくい処の手抜きはいつまでたっても変わらないのでしょう
このバイクもヒュンダイ車のように走行中火を噴かねばよいのですが
カワサキをばかにするなー(笑
カワサキ乗りです。
ヒョースンに関しては実車を数回見たことあるだけですがタンク下のメインフレームからして溶接跡で盛り上がってて剛性無さそうとしか思えないものでした。
たしかに写真でみる限りカウルつきでましなデザインに見えるけど実車見てあれを買うのは免許取り立ての素人だまさないとかな。
たしか、レットバロンがヒョースンに手を出し始めたのは数年前。
ヒョースンに技術提供していたスズキからSVシリーズがラインナップから消え、
日本の4大メーカーが大型に移行し始め、中型のフルカウルがすっかり成りを潜めていた頃だったのでは…。
要は、スズキのVツインを買い損ねた人と、中型のフルカウルが欲しいという人をターゲットに、
とレットバロンは目論んでいたのだが…。
結局、近くで見ると雑な仕上がり、中型の割に重い車重、スズキじゃないのでやはりパワー不足のエンジン、
そして何よりも命を削る貧弱な足回り、止まらないブレーキ…。
免許取り立ての高校生が「フルカウル」ということに騙されて買うだけだろうと、
当時から言われていた記憶が…。
直に、カワサキからニンジャ250が発売されて被害者の数は、そう多くなく済んだのでした。
SVシリーズは元々超不人気車で赤男爵でも鬼値引きで売られていましたからあまり関係はないかと
2年前、男爵でインパルス400を購入した際、試乗車もあったのでヒョースン車も見せてもらいましたが
販売員の方も、全然売れていないだけでなく、売れても苦情が多く整備士からも嫌がられているので売りたくないとおっしゃられていました
べにしょうが 様
> 苦情が多く整備士からも嫌がられているので売りたくない
赤髭さんとこは確かヤマハ発動機の販売部門の一部が独立してできたと記憶しておりますので、そういう人たちからすれば、ヒョーなんとかのバイクっぽい形だけをしている何かを押し付けられているのがとてつもなく厭なんでしょうな(笑)
リンク先にあったヤマハ韓国支店が出した
「I'm Not YAMUDA」のステッカー
ライダーの皆さん、こんなステッカーありなんですか?
バイク乗りではない私でも涙が出そうになりましたね・・・。
買う人も買う人ですけど…
レッドバロンの店員にヒョースンってどうなの?と訊いたところ首をかしげながら「お薦めしません」と苦笑いしつつ、免許取り立てのバイクをあまり知らない初心者の方にしか売れませんと言ってました。
Kawasakiを馬鹿にスンナー!
「寝ない」「曲がらない」に続くのは「壊れる」じゃなくー
「止まらない」です orz
実際の伝送系が弱いのは事実・・・
そういうことをいうと日本のメーカーもアメリカでは日本語の発音と違うのがありますが?
「ホンダ」も「ハンダ」に近いし「ニコン」にいたっては「ナイコン」ですから
ここじゃなくてよそで書きましたが、ロシアだかトルコには暁星の掲示板もあります
じわじわと定着しつつあるようですが、アメリカの片田舎ではなんちゃってSVは見たことないです
はじめまして。
ブログ主さんがこの記事を投稿した頃、私はこの動く鉄屑(GT250R)を試乗しました。
2ちゃん、個人ブログなどを見る限り、個体差はかなり極端なようです。
私が試乗した鉄屑はブレーキに関して最悪クラスでした。
噂の効かないブレーキを体感するため、わざと時間をかけたのですが、ブレーキレバーをかなり握っているのにスピードが落ちる気配まるで無し。そしてあるところから一気に停止。どう考えてもロックさせたようです。
原チャリスポーツでもここまで酷いのは聞いたことがありません。
パワーも絶対にカタログ値は出てませんね。20馬力も怪しいもんです。
神奈川県在住ですが、近隣の赤男爵では目立たない場所に鉄屑を置いてある所が多いようです。店員さんも客、整備士からの多過ぎる苦情に辟易させられている人がいるようで、若い人がこいつのせいでバイク嫌いにならないかを本気で心配してる人もいました。
上層部には1台あたりの利益率が小忍や単BRよりいいので押すのがいたそうですが、2011年のリコールで最近、ゴリ押しがやや弱まっているそうです。
鉄屑に乗ってる人をナップスで何度か見たことがあります(同じオーナーか不明)。反応は概ね、皆指さして砒素砒素話でしたw。
韓国バイクが日本のバイクと同じ値段なんて有り得ない
バイク大国ベトナムでは中国製と韓国製は同じ地位ですよ
日本製10 台湾製8 中国製韓国製5 位ですね 見掛けは変わらない
部品も日本製のが使える 中国製韓国製は半値だけど2年乗ると日本製買うのと
同じ位の修理代がかかる よほど貧乏人でないと買いませんよ
台湾製は日本のバイクと変わらない 問題は日本製の部品が使えない
ベトナムに来てください バイクの量が半端じゃないですから バイクの洪水です
ネットではよくあることなんだけど、所有もしていない、乗ってもいない、更に免許すらないのに、同調して書き込みをするバカも多いのも現実。
ニーゴークラスに何を求めてんの?
何を買おうが、その人の自由じゃん。
と、思うけどね。
↑ と自分で思ってればいいんじゃん?わざわざ書きこまなくても。
いや、その所有も試乗もしてない韓国製バイクには実はこんな魅力がある・・という説なら拝聴してみたいものだけど、「ニーゴークラスに何を求めてんの?」ていう程度の見識から毒だけ吐かれても、それこそ「同調して書き込みをするバカ」と同じだと思うけど。
いちおう言っとくけど私はバイク乗りです。韓国バイクには何にも魅力を感じないので乗った事はないけど、レッドバロンの現場の方々から聞いたコメントだけでお腹いっぱいですね。日本のバイクシーンでは全く存在感がないけど、それは存在価値がないからだと判断しています。月見櫓でネタになって、ようやく失笑対象として意義が生じた、というトコロかと。
nabetacoさんと同意見
わざわざ半年近く前の記事に無記名で捨てゼリフのようなコメントご苦労様です。
個人的には最後の”と、思うけどね。”が卑怯だと思われます。
(説明はできませんが)
韓国産バイクのインプレッションを見てのコメント
申し訳ありませんがバイクの事はよくわかりません。
ただ、朝鮮人が作るものはやはり製品もどこからパクって学んでも朝鮮品質でしかない(日本が協力しているのは本当にいただけないと感じますが)と本文から読み取れました。