朝鮮人に適した体制の国
「北朝鮮が打ち上げるのはロケットではなくミサイル」とも言われ、日本に落下する恐れもあり、また韓国が三度目の人工衛星打ち上げロケット羅老号の発射を中止(事実上の失敗)したばかりということもあって、韓国ウォッチャーならずとも、北朝鮮の「ロケット」発射にはそれなりの関心を持っていた方が多かったのではないかと思います。
今回の結果の意味するところは様々あります。特に日本の安全保障面では非常に大きな問題となります。が、とりあえずその方面に関する考察は、その方面に詳しい先生方にお任せするとして、韓国ウォッチブログである弊ブログでは「北朝鮮に出来て、何故韓国に出来なかったのか」という辺りを考えてみたいと思います。
北朝鮮も韓国も、60年ほど分断してはいますが、全く同じ朝鮮人です。ですから知能面でも体力面でも、先天的な能力は変わらないはずです。しかも完全に国家経済が破綻し、独裁政権の下、情報や言論、思想の統制が行なわれている北朝鮮に対し、曲がりなりにも自転車操業でもそれなりに国家経済が機能しており、北朝鮮と比べれば格段に自由に学問や研究が出来る韓国を比較すれば、韓国の方があらゆる面で進んでいるのが普通で当然と誰もが思うでしょう。
ところが、少なくとも今回の人工衛星打ち上げに関しては、北朝鮮が韓国に先んじました。もちろん北朝鮮が人工衛星打ち上げに成功したと言っても、それは他の文化や学問のみならず、人民の生命さえも犠牲にしての結果ですから、決して褒められたものではありません。
それでも北朝鮮が人工衛星打ち上げを果たしたことで、朝鮮人にもそれだけの能力があるという証明にはなりました。つまり韓国人が人工衛星ロケットを打ち上げられなかったのは、彼らが朝鮮人だからではなく、彼らが韓国人だからということです。
では何故北朝鮮に出来て、韓国には出来なかったのでしょうか。
これもまた誰にでも容易に思いつくのは、北朝鮮と韓国の体制の違いでしょう。
北朝鮮では、国家的プロジェクトの成功で得られる名誉は金日成の、あるいは金正日の、今日では金正恩の名誉のためであって、成功を実現に導いた技術者や研究者のものではありません。もし失敗すれば、金一族の名誉を汚した者として、技術者生命や研究者生命はもちろんのこと、本当の身体生命そのものも危うくなります。文字通り、成功に生命をかけなければならないのです。自身の富や名誉はその次です。
韓国では、成功の栄誉はもちろん、韓国という国家そのものにも与えられますが、実際にプロジェクトに関わった【エライさん】たち個人にも、盛大に与えられます。反面、失敗すればそれなりに恥をかくことはありますが、生命の危険まではほぼありません。そういう意味で、北朝鮮と比べれば韓国は、段違いにヌルいのです。
それでも韓国人に自らが修める学術研究に対する誠実さと矜持があれば、自らの損得を超えて、プロジェクトの成功のために全身全霊で万全を尽くすでしょう。ですが彼らには、誠実さも矜持もありません。
韓国人は、自分で学んだり調べたり考えたりするよりも、「良いお手本」を探してそれを盗んだり丸写ししたり、自分の求める結果に基づいて実験結果を捏造したり、とにかく、「成功という結果」への近道を、学術研究そのものよりも熱心に模索する傾向が非常に強いのです。
賢いとされる韓国人ほどそうでしょうし、そうすることが韓国では「賢さ」と認知されているフシもあります。
本当の意味での学術探究心という概念が、韓国人にはないのかもしれません。あったとしても、韓国人にとってそれは学術研究そのものへのモチベーションにはなり得ないのでしょう。
今回の結果から、朝鮮人を動かすには富や名誉といった「飴」か、さもなければ恐怖という「鞭」のどちらかしかないということがよくわかります。しかも富や名誉といった「飴」の方をちらつかせれば、彼らは如何にしてそれを「賢く」掠め取るかということに腐心します。
即ち、最も確実且つ効率的に朝鮮人が持つ能力を発揮させるには、非人道的と言われようとも、恐怖で彼らをコントロールするのが最良で唯一の途ということが、今回の北朝鮮の「ロケット」打ち上げ成功によって証明されたのではないでしょうか。
北朝鮮という国家が、世界的に見ても恐怖と抑圧で人民を虐げる異常な国家であることは論をまたないでしょう。しかしそういう体制の国の方が、朝鮮人は彼らの能力を発揮出来るのかもしれません。少なくとも、韓国のような国よりは。
コメント
なんという説得力
いや常に高いレベルの記事で唸らせていただいていますが、今回の記事はそのなかでも群を抜いて的中してるのではないでしょうか?
北朝鮮は、実は朝鮮人で構成される国家としては上手く言ってて、あれがおそらくベストの有り様に思えます。韓国がうまくいってるように見えるのは日本の馬鹿げた献身的介護が要因で、その特異状況を差っ引いて存在し得ると思えません。締め付けのない環境下で春窮を回避できた試しがない連中ですもんね
いやはや脱帽です
納得です
なぜ北朝鮮ができるのに韓国は失敗ばかり?とすごく不思議に思っていましたのですっきりしました!
餌で釣るか鞭で叩くか…なるほど…。
韓国のサッカーの選手は日本に勝てば徴兵免除とかって言ってましたね。
そういう時の韓国は強い。
民族性・・・・・・・
暴君ネロの方が朝鮮人を良く治めると言う事ですな┐(´д`)┌ヤレヤレ
だから金日成は今でも朝鮮人に賞賛されるのだと。
只、大韓帝国が直ぐに滅びた所を見ると帝国制度も難しいものが
あるのやも知れません。まあ、今の調子だと「南」も「金王朝」
の軍門に下りそうですが┐(´д`)┌ヤレヤレ
ソ連軍には督戦隊があって、負け戦や突撃がはかどらない時などは容赦なくぶっ放す事をなりわいとしていますが、北朝鮮の場合は日常生活の場に督戦隊が存在していると言えましょう。
ソ連軍は勝利の代償として、ドイツ軍よりもはるかに大きな犠牲を払いましたが、それでいながら、そうした犠牲者まで何食わぬ顔でファシストに惨殺された尊い犠牲と言う扱いですからね。
北朝鮮もそんなメンタリティで日常的な犠牲者を称しているのでしょう。餓死者が出れば、国連の人道支援がなっとらんとごねては、これもまた案外ファシストの犠牲者と言う事にして、自国における農業政策の無策をスルーしているのでしょう。
歴史の転換点
こんにちはソロです、お久しぶりです。 月見様の健筆の冴えは相変わらずですが、此の度のロケット打ち上げの成否、御説に加えて、朝韓の投下資金面での差を考慮すれば、鞭と自由のどちらが、朝鮮族を動かすのに有効かが際立ちますね。 シナ人曰く、「朝鮮族をしつけるのには犬に対する様でなくてはならぬ」即ち、棍棒と怒声のみに限る事、だそうです。 明快ですね。 この論理は、当のシナ人にも当て嵌まるのではないかと思いますが。
権力者の餌食にされる他ない彼らに、自発的な愛国心など芽生える土壌も理由も無い。
マァ、本当の愛国心を以て国に尽くせるのは、余程その国からの恩恵を実感して居無ければ有り得ないと、云うのが、ドゥやら国際基準の様です。 ダカラ、日本の特攻隊を狂気の業と米国人が感じたワケです、亦、其れゆえのWGIPでしょう。
安倍自民党政権の復活です。 その戦後体制を悉く変えてまいりましょう。
強制のみが最善策とは
飴と鞭と言うけれど、朝鮮人に対しては鞭だけでよいと、言ったところでしょうか。
支那が最初から厳しく躾けたからそうなったのか、朝鮮は甘やかすと何もしないと判断して、躾けたのかは分かりませんが、(朝鮮人の)性質は変わらないし、おそらく変えようとも思わないように見えます。
受け入れようとしない者と話をしても時間の無駄になると思います。
手を切るにせよ、搾取するようにするにせよ、厳しく対処するしか手段は無いでしょう。
朝鮮人には無理
ミサイルについては、どうも例によって他国から技術を得たのではないかと思われます。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121216/kor12121610070001-n1.htm
イラン側は否定しておりますが
http://mainichi.jp/select/news/20121213k0000m030057000c.html
無能な朝鮮人が、そうそう簡単にレベルアップできるできませんよ。
他所から盗んでくるか与えて貰うかしないとやれない。