日本が良くなることを望むなら
けれど、日本に示した韓国の好意とはどんなものなのでしょうか。東日本大震災の時に日本に送った救援物資の対価を期待していたことでしょうか。同じく東日本大震災に募った義捐金を、竹島の不法占拠に流用したことでしょうか。サッカーの試合で「日本の大地震をお祝います」というメッセージを掲げたことでしょうか。それともオリンピックでの政治的アピールでしょうか。あるいは、竹島に現役大統領が不法上陸(pdfファイル注意)し、あまつさえ天皇陛下を侮辱する発言を行なったことでしょうか。
韓国の考える好意とやらがそういうものであるならば、そんなものはない方がずっとマシです。
「好き」の反対は「嫌い」ではなく「無関心」だとよく聞きます。「好きと嫌いは同じものだ」などと言う人までいます。
韓国が嫌いだと言うと、本当に嫌いなら見るのも嫌なはずだ、そんなに韓国のことに詳しく、長年韓国を観察し続けているということは、本当は韓国のことが好きなのだろうと嘲笑を含みながら言われたことは幾度もあります。「好きと嫌いは同じものだ」と言うのも、たいていこういう人です。
「好き」と「嫌い」の共通点は、「その対象に心理的焦点が合ってる」という点だと言います。「好き」の反対が「無関心」と言われるのも、「無関心」は「その対象に心理的焦点が合ってない」からでしょう。
ですが「好き」という心理にはいくつかのバリエーションがあるように、「嫌い」という心理にもいくつかのバリエーションがあります。「好き」と同義語になり得る「嫌い」が存在することは否定はしません。日本に対する韓国の感情などは、明らかに「好き」と同義語になり得る「嫌い」と言えるからです。だからと言って全ての「嫌い」が、「好き」と同義語になり得るわけではありません。
日本人の韓国に対する「嫌い」は、「好き」とは同義語になり得ません。何故なら日本人の嫌韓は、韓国の反日によって惹起されたものだからです。
韓国がもし日本に関心を示さなければ、それが無理ならせめて日本に向かって恨を喚き散らさなければ、日本は韓国に無関心だったでしょう。事実、韓国に関する情報が貧弱だった頃、日本人の多くは韓国に対して極めて無関心だったのです。
よく言われることですが、日本と韓国はストーカーの被害者と加害者の関係です。日本の嫌韓に対し、「そんなに韓国に詳しい(or韓国のことが気になる)ってことは、本当は韓国のことが好きなんじゃないの?w」と言うのは、ストーカー加害者に怯え、その動向に警戒を怠らず、自衛対策を講じるストーカー被害者に対して、「そんなにストーカーのことが気になるのは、実はストーカーのことが好きだからじゃないの?w」と言うに等しいのです。
ストーカー被害者がストーカー加害者を嫌悪することを「好きの表現形のひとつ」と言う人がもしいるとすれば、それは当人がどう思っていようと、ストーカー加害者に加担する者であり、程度によっては共犯者とみなし得ます。
日本にとって韓国というストーカー国家の存在は明確に不幸のひとつですが、更に日本にとって不幸なのはこのストーカーの共犯者が、日本には少なくないという現実でしょう。
日本人にとって韓国というストーカー国家からの被害も軽視出来ませんが、実はそれ以上に、日本人の中に、韓国のストーカー行為の共犯者が少なくないことによる被害が多いということが問題だと私は考えています。
ネットでは「日本から在日がいなくなれば今よりずっと良い日本になる」とか「日韓断交が実現すれば日本は良くなる」と言う人をしばしば見かけます。ですが今のままの日本では、日本から在日がいなくなることも、日韓断交を実現させることも出来ないでしょう。
「在日がいなくなれば」と願うだけで在日がいなくなることは絶対にありません。日本から韓国に対して断交を申し出る期待も、現状ではまずないでしょう。仮に神様が存在し、どんな無理難題でも神様なら叶えることが出来るとしても、神頼みは人間側がやるべきことをやり尽くしてからすることです。何もせずにただ願い事を述べるだけでは、いくら神様でも聞く耳を持つとは思えません。
日本から在日を駆逐したいのであれば、私たち日本人がやらなければならないことはたくさんあります。例えば特別永住という特権を廃止するというのも、日本人がすべきことです。韓国人がするわけありませんし、させるわけにもいきません。
「特別永住資格は、(一般の)永住資格とほぼ変わらない」などと書いているブログを見たことがありますが、それが事実であるならば、特別永住資格を一般の永住資格と分別する理由は全くありません。特別永住資格が「特別」と銘打たれているのは、その資格に一般の永住資格とは異なる特別に有利な条件が付与されているからです。
韓国との断交実現にしても、「日韓断交を提起している日本の政党はないから無理だ」などと書いているブログがありましたが、別に日本側が断交を言い出す必要など全くありません。日本が韓国に対し毅然とした態度を取り続ければ、そのうち韓国の方から国交断絶を宣言するでしょう。
日本がどれほど韓国に対し毅然とした態度を取っても、韓国が国交断絶を言い出さない可能性は当然にありますが、それならそれで今までのように日本が韓国に対して配慮に配慮を重ねているにも関わらず、日本は韓国に煮え湯を飲まされるばかりということもなくなります。そうなれば無理やり国交断絶に結びつける必要はありません。
問題は国交そのものにあるのではなく、日本が韓国というキチガイ国家の言いなりになっていることです。目的はその是正であって、断交そのものではありません。
実際、今まで日本の国内輿論がふにゃふにゃだった頃は、竹島問題で韓国が騒げば、日本は引くか黙るかだったのに、今は日本も毅然とした態度を見せるようになりました。日本政府のこの姿勢は、日本の国内輿論の後押しがあってこそなのです。
日本を良くしたいと願うなら、「自分の願いは、ただひたすら願っていれば自分が言わなくても動かなくても、いつかどこかで誰かがきっと叶えてくれる」などという朝鮮人のような考えではいけません。日本人ひとりひとりが「日本を良くしたい」という確固とした意志を持ち、そのためには何をすれば良いのか、何が障壁になっているのか、その障壁をなくすにはどうすれば良いかを真摯に考え、議論し、各自が自分の出来る範囲で(これ重要!)行動することです。
日本の有権者の多くがそうならなければ、日本から在日がいなくなることも日韓断交も、ただの夢想で終わるしかないという意識を、一人でも多くの日本人に持ってもらうことが出来れば、弊ブログとしても本望です。
コメント
「自分の願いは、ただひたすら願っていれば自分が言わなくても動かなくても、いつかどこかで誰かがきっと叶えてくれる」
ついつい自分も願望達成にむけてのその努力というか頑張りがきつく上述のおゆな意識にながれることがありましたしあります。気を付けて行きたいと思います。
また、政府の今回の態度も世論の後押しがあるからこそというブログ主様のお考えに同感です。
選択肢は複数
今後の日本と朝鮮との関わり合いには少なくとも2つの選択肢が有ります。
(厳密に考えれば2つを越えるでしょう(^_^;)(^_^;)(^◇^;))
1つ目は朝鮮を変えるべく策を弄する事。2つ目は朝鮮との関係を一切断つ事。
この二つの選択肢が確率が高いと個人的に考えます。(^◇^;)
逆に言えばここで取り上げなかった選択肢は確率が低く、かつ悪い選択肢で
ある事を申し上げます(^_^メ)
日本は民主主義ですから、国民が望むことしか政府はできません。
国民に批判されると政権はつぶれます。敵性国家の手先になり下がったマスコミに世論誘導されると政権がつぶれます。
この国が正しい行動をとれるようになるには、国民が正しく正確な情報を得て、自分の頭で考えて判断するという状況をつくりださないといけません。
政治ネットの読者数がもっと増えて政治ネットの影響力が強くなれば、愛国政策を推進してくれる政治家を後押しできるでしょう。
人口の10分の1くらいの人が政治ネットを見るようになれば、日本は画期的に生まれ変わると思います。
まだ数はだいぶ足りませんが、勢いからかんがえるともう少しだと思います。
愛国政治家の方々は、もどかしい思いをしながら事を慎重に勧めて行っているところなんだと思います。
はたして一個人が何ができるのか?
面と向かって出て行けというのか?
面と向かっては言えないよね?
あらゆるところで騒ぐか?
痛い人認定間違いなし?
選挙に行って投票するのか?
人気商売だから、過激なことは無理か?
よし、政治家になって叫ぶか?
ファシズム、人種差別とかなんとか言われるので、政治家としては致命的
そりゃ、一般人は引くわな
韓国製品を買わないのか?
日本にはほとんどないしw
いやいや、あることは、あるけど元から買ってない。
エンコリみたいなとこで戦うのか?
叩いたら逃亡、閉鎖
出来ることを、毅然とした態度でとよく聞きますが
いまいち、具体的ではないのでピンと来ません。
みなさん、どのようなことが有効打となりうるでしょうか?
着実な足固め
いちどきに大きな変化を求めるのではなく、ビザの問題とか、通名禁止とか、そういうところから政府が自信をもって始められるように、賛同者を増やす草の根運動。
マスコミへは礼儀正しい言葉で、感情を交えずに頻繁に抗議する。
そして日本という国と文化の素晴らしさ、正しい歴史認識を、折に触れて拡散努力。
こんなことくらいしか思い浮かびません。
月見櫓さん、都合によりHN変更いたしました。
韓国北朝鮮や朝鮮民族の実態や衛生状態をほんの僅かでも書いたチラシを行った先々で「うっかり」忘れてみたり、無理なくポスしてみるのも効果的ではないでしょうか?
文具店の試し書きで「ブログ 月見櫓」とかキーワードを書くのも気になるかも(笑)
全てを他の方に自分が説明してあげようとしたら時間がいくらあっても足りませんし…調べてみるか、という気になって貰えればより良いですよね。
今一番あったら良いなと思うのは、月見櫓さんの書籍化です(´・ω・`)
このブログは韓国研究の論文並みじゃないですか
研究員とかやってたんですか?
すばらしすぎます
無料ってのに引け目を感じてしまいます
昨年の反日暴動を見て中韓にとって反日とは麻薬みたいなものなのではと考えてこのサイトにたどり着きました。
ブログ主さんの考察に考えさせることしきり。日教組や人権教育って日本人を朝鮮人化させることなのではないかとも思えました。
一個人にできることって本当に少なくて悠長ですけど、色々ありますよね。
親戚を親を友達を大切にする。この人の言うことなら気をつけたほうがいいんだろうと思わせるよう人付き合いを考える。どんなに伝えたくても聞いてもらえなかったら軽く考えられたら意味ないから。
親に言われたら反発しかなくても、全くの赤の他人や親せきに同じことを言われると考える、気を付けるようになることって多いですものね。
コメントありがとうございます。
幸か不幸か、今はインターネットがあることが救いです。
うん、ネットがあることが救いですよね。
しかもスマホの普及で、より簡単にネットに触れるB層が増えたし。
私は「すばらしすぎます 。無料ってのに引け目を感じてしまいます」と思った時には、ツイートして拡散してます。B層にもお花畑にも、知ってほしくて。
自分は、不買や凸電やメールはするようになりましたね。
青山氏も言ってましたが、各所に意見を届けるのは決して無駄では無い、と思っています。
すごい長文ですね。読ませて頂きました。
私はアメリカに留学した時に韓国人の友人が沢山できました。
彼らとは歴史認識などで初めは議論になりましたが、
付き合っていると、情に厚く、信用できる人が多いなと思いました。
戦争があったのは祖父の時代のことであり、
自身に身に覚えのない私たちの世代からすれば、
一方的に非難されれば、相手に敵意を持つのは自然なこととは理解できます。
自分もそうでした。
ただ、上に述べたように、実際に腹を割って接していると、
日本人の私にとって、出会った韓国人は(アメリカ人や他の留学生にくらべて)情緒や文化など共感しあえる部分が多かったのも事実です。
韓国や中国の政府やマスコミが歴史問題を使って、
国内の不満を日本に転嫁しているのは遺憾ですが、
それを大袈裟に報道している日本のマスコミに踊らされて憤り、
果ては国交断絶とまで言い出すのは残念なことだと思います。
韓国人の友人を持つ日本人として、
皆様には、寛大な心で受け流して頂ければと期待します。
>それを大袈裟に報道するマスコミに踊らされ憤り
…??日本のマスコミは大袈裟な所か、殆ど報道しないような気がするのですが、名無櫓さんはどんな報道を大袈裟と感じられたのですか?
あと、寛大な心で受け流すって具体的に『何処の国の、どんな行動』ですか?