嫌韓は根拠提示を義務付けられる
実は既に年初から参加を決めておりましたが、今年はあえて竹島の日一ヶ月前まで待ってみました。その方が、「竹島の日」の印象を強めるかなと思ったのでw
ともあれ今年も右も左も関係なく、「竹島は日本領土」を改めてアピールしていきましょう。
さて「日本のイメージ
「韓国のイメージ」の方は、実はまだ読んでいません。この先も、読むかどうかわかりません。「日本のイメージ」の「はじめに」に記された内容から鑑みるに、「韓国のイメージ」とは「日本人から見た韓国のイメージ」がテーマとなっているようですが、「日本のイメージ」はその逆、つまり「韓国人から見た日本のイメージ」がテーマになっています。
確かに、この「日本のイメージ」というタイトルの「日本」の部分には、ご丁寧に「(イルボン)」というルビが振ってあります。「ニッポン」でも「ニホン」でも、おそらくは「Japan」でもない、「イルボン」のイメージがテーマということなのでしょう。
その内容は、膨大な資料からの引用がかなりの部分を占めます。膨大な資料からの引用がかなりの部分を占めるといえば、「悪韓論
思うに、その本に記されていることが、韓国人にとって「日本人に知られたくないこと」「韓国人にとって都合の悪いこと」だからでしょう。
「悪韓論」で、著者の室谷克実氏は次のように述べます。
この本も「事実は事実だ。事実を書くのに遠慮してはいけない」というスタンスを貫いた。 付け加えるべきは、「私の独断ではない」ことを示すために、韓国の公式統計や韓国の「権威ある」マスコミ報道を、主たる典拠にした点だ。 |
即ち、韓国に関する「事実」を書くと、何故か独断だとか偏見だとか歪曲だとか捏造だと騒がれるのです。それを未然に防ぐには、資料、それも出来れば日本人によるものではなく、韓国人が書いた資料を提示しつつ論じなければならないというのが、暗黙のお約束になっているのです。
弊ブログでも時々、「根拠を提示しろ」というコメントを頂戴します。要するに「お前、嘘ついてんじゃねえだろうな」「それが本当だという証拠を見せろ」という意味なのだろうと受け止めています。
弊ブログでは、出来る限り根拠や資料を提示して論じようと努めているつもりです。しかし弊ブログで書く全ての主張に根拠や資料を付すことは簡単ではありません。それに弊ブログは既に過去記事が資料や根拠と言っても良い状態になっています。
私自身が生まれて初めて知ったことで、更に弊ブログで述べるのもお初ということには、まず必ず資料や根拠を付しているつもりですが、「その話、何度目だ」と常連読者の方から突っ込まれそうなことならば、資料や根拠の提示は省略していることが多いかもしれません。
それは、私が意見の公開を紙媒体ではなくネットで行なっているからです。即ち、弊ブログを読んでいる方は例外なくネットに接続出来る環境にある方であり、弊ブログの過去記事を全て読むことが可能で、且つ弊ブログに書いてないことでも、検索することが出来るはずなのです。
「思いつく限りのキーワードで許す限りの時間検索し倒したが、あなたの主張を担保する資料はネットのどこにも一切見当たらなかった。一体何を根拠にあなたはそういうことを主張するのか」というコメントならば、これは誠実に全力で回答しなければならないと思います。
しかし「通りすがりの者ですが、この記事に書かれたことの根拠は?」というコメントであれば、最大限好意的に回答するとしても、「過去記事読んでね(はぁと)」としかお答えのしようがありません。
紙媒体でその手は使えませんので、「日本のイメージ」と「悪韓論」では、予め大量の資料を引用しているのでしょう。
しかし本の主題が逆の場合、即ち韓国人にとって周知したい事、望ましい事が主題の場合、その根拠や資料を求められることは多くありません。
以前「これを読めば韓流ドラマがより一層面白くなる」といった感じのキャッチコピー(正確に覚えていません)が付された、朝鮮の歴史について書かれた本を立ち読みでパラパラめくってみたことがあります。いちいち突っ込んでいたら、1ページ進むのに何時間も掛かりそうなほど実に韓国的欺瞞に満ち溢れた内容でした。
そう言えば私は韓国の歴史教科書を日本語に翻訳したものを、二冊持っています。一冊は小学校用で、もう一冊は高校用です。高校用は、小学校用の三倍ほどの厚みがありますが、内容は概ね同じです。
解説の多少や内容の難易の差はあっても、同じことを教えているんだからそんなこと当たり前じゃないかと言われるかもしれませんが、小学校の教科書に「わが国の歴史が深く、最初の国家である古朝鮮をたてた檀君王倹が神の孫であるという事実」とあれば、高校の教科書には「檀君神話は長い歳月を経て伝承され記録に残されたものである。後世に付け加えられたり削除された要素もあるが、これは時代により関心事が異なるためである。しかしこの記録は青銅器文化を背景にした古朝鮮の成立という歴史的事実を反映しているのである。記録によると、この時期の人びとは山林地帯に居住しながら農耕をしていた。この時、桓雄部族は太白山(妙香山、平安南・北道と慈江道の境界)の神市を中心に勢力をもち、天の子孫を名乗りみずからの部族の優越性を誇示した」とあるのです。
高校生用の教科書になれば、さすがに小学生用の教科書と違って「檀君は神の孫」という単純な書き方はしておりませんが、それでもどちらの教科書においても、「檀君神話は事実である」という前提で語られているのです。
これこそ「根拠は?」と突っ込むべきことだと思うのですが、日韓チャットで見聞きした限りにおいて、これに疑問を抱いている韓国人を見たことは一度もありません。
檀君神話については、かつて幾つか韓国人に質問したことがあります。まず、獣祖伝説を持つ民族の場合、先祖である獣は通常、崇拝対象になるものです。しかし韓国人が熊を崇拝しているという話はほとんど聞きませんし、熊に崇敬を示す韓国人を見たことも、一度もありません。それは何故なのか。
また檀君神話においては、朝鮮人の祖先になった熊と、朝鮮人の祖先になり損なった虎以外に、「人間」が既に存在することが示唆されています。熊と虎は檀君に「人間にしてください」と願うのですが、それは当時、熊や虎よりも人間の方が上位であったということにほかなりません。つまり、朝鮮人の祖先よりも上位の「人間」が、朝鮮人の祖先よりも早くに、朝鮮に存在したことになっているのです。その「人間」は誰で、どこへ行ったのか。
そういう質問を韓国人にしたことがありますが、韓国人は「考えたこともなかった!」「言われてみればそうだ!」と驚くばかりでした。
結局、韓国人にとって都合の良い、あるいは心地良い話であれば、根拠も資料も必要なく鵜呑みに信じ込まれますが、そうでない話は全て嘘か捏造と断定されてしまうために、しつこいぐらい根拠や資料を添えなければならないという縛りがかかっており、それが韓国内に限ったことではないということなのでしょう。
嫌韓は山のような資料を読み解かねばならず、親韓は駄法螺や妄想を鵜呑みにすれば良いのだから、まことに不公平な話だと思います。
もっとも、「事実」は「事実」であるがゆえに根拠や資料の提示が可能ですが、「妄想」や「願望」「捏造」は根拠や資料がそもそも存在しないのですから、当然その提示も不可能です。しかも、山のような資料を読み解く内に、嫌韓には親韓が信じている駄法螺や妄想の出処や元ネタも見えてくるのです。
駄法螺や妄想を鵜呑みにして根拠も資料も最初から知らない上に、知ろうとも思わない親韓に質問して時間を無駄にするよりも、自分で調べて考察する方がずっと確実です。
それもあって、嫌韓系の書籍には資料がてんこ盛りになり、親韓系の書籍は、親韓にとって心地良いファンタジーばかりが散りばめられ、嫌韓と親韓の知識的距離は加速度的に広がっていくのでしょう。
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コメント
なんか親韓派とオカルト信者が似ている印象なのは当たり前だったんですねえ
御礼
「悪韓論」を書いた室谷克実です。
いつも、このブログを拝読しています。
今回は、小生の言いたいことを書いていただきました。御礼申し上げます。
ますますのご健筆を。
朝鮮を 信じる者は すくわれる (足元)
日本では長らく他人の言うことを信じることが得である時代が続きました。
しかし信じるという行為には相手が嘘をつかないという条件が必要であり
これが朝鮮半島では不可能事なので結局はうまくいきません。
どちらが正しいかという善悪論ではなく朝鮮人は「そういう民族」だと理解
することが必要です。
倦韓ほど韓国の知識を知ってますからね
実際問題、知った知識を活用する方法が無いってのが事実ですが
十条の帝京医大通院して 3回目なので、駅への近道を探して 歩いていましたら,ず朝鮮学校が、ありましたので、、、、塀の植え込みに、松らしきものが。1m
以下の,幹がやたらとくねくねした、あれは、なんですか。その時 朝鮮松 だろうと。
いやホントに朝鮮中国が嫌いな人ほど向こうの歴史をよく知っていますからね。
何というか、在日も結局一部を除いて全く真実を知らないのではないでしょうか。親戚がいようが何があろうが、ファンタジー優先ということで。そうでないと自分の拠って立つ所がなくなっちゃいますから。
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追伸:これを読むと韓国歴史ドラマが…という絵本?を私もみましたが、ハングルがに朝鮮総督府によって普及したことも、それ以前は下々の人間には字がなかったことも全く書かれておりませんでした。
差別云々ではなく、ホントに真実を直視すべき時に来ていると思います。
なんとなく嫌い、という感覚よりも、
こうだから嫌い、だと明確な理由があった方が、
嫌う罪悪感が減りますね。
だから今日も真面目に、嫌う理由を探し続けるのでは?
うーん、嫌いだから調べるってよりは、ちょっと嫌悪感を感じて
なんの根拠もなく嫌いのはどうなんだろう?って動機で調べたら…って人のほうが多い気がします。
私はヨン様ブームでちょっと興味が湧いてドラマ観たら、なにこの昭和後期の昼ドラ…と思ってそこから調べて嫌韓ですが。
あれ?って事はやっぱり「なんとなく嫌い、という感覚よりも、こうだから嫌い、だと明確な理由があった方が、嫌う罪悪感が減ります」ってことなのか…。
どうもすみません。
反射的感情のみ
いくら客観的な資料を添付しても、韓国の気質として、
都合が悪いことは「ナーンモミエナイ キコエナーイ」で
感情的にファビョるだけで話がまったくかみ合いません。
理論的な話ができない。情緒・感情の脊髄反射だけ。
彼らを納得させようとするのはもはや不毛な作業としか思えません。
よって、日本に向けて勝手な言い分を押し付けてくることは、無視が基本。
ただ、世界に向けて日本を貶める捏造事実を喧伝しまくることは、
否定しなければ事実化してしまうため、彼ら向けでなく世界に向けて
きっちりと根拠つきで反証を公表し、面倒でもひとつずつ潰していくことが
必要だと思います。
そんなことに国費を費やすのはもったいない限りですが致し方なく、
本当に、迷惑極まりない国としか言いようがありません。