暑苦しい日にむさ苦しい韓国についての雑談
さて、このクソ暑い時にむさ苦しい韓国についてですが、時事関連ではこのところめぼしいネタがありません。ですので、今回もコメントの質問に対する回答と、割とどうでも良いヨモヤマ話でお茶を濁そうと思います。
まず頂戴しているのは、韓国の米軍軍政時代に対するご質問です。尤も、韓国の米軍軍政時代については申し訳ございませんが、実は私もあまりよく存じません。日韓チャットで韓国人から、その当時に関する話を聞いた記憶もありません。
一般的な韓国人のイメージにおいては、韓国の独立は韓国人が独力で成し遂げたものとなっております。在韓米軍の存在及び韓国の安全保障における米国の重要性については韓国人にも一応の認識があるのですが、反日同様、北朝鮮の誘導による反米意識の高揚に伴って、「韓国にとって米軍など不要なのに、米軍が無理に韓国に居座っている」「韓国に米軍が居るせいで、南北統一に支障が出ている」という意識もかなり強くあるようです。
朝鮮戦争時にアメリカ軍が韓国側にかなりの貢献をしたことも、韓国の学校ではあまり詳しく教えていないようです。むしろ意識的に無視しようとしている雰囲気があります。
私が見た韓国の歴史教科書でも、小学校用の方では米軍に関する記載が全くなかったと記憶しています。高校用の方はどうだったか記憶が定かではありませんが、日韓チャットの韓国人高校生たちが韓国における米軍について話すことはほとんどなかったところを見ると、仮に記載があってもそんなに多くもなく、重要視もされていなかったのではないかと推測します。
それらの状況から考え合わせるに、韓国人的に米軍軍政時代というのは、「なかったこと」扱いされているように私には思えます。
最近の朝鮮日報の記事によりますと、70年に渡る朝鮮半島の南北分断について、「さらに大きな問題は、住民たちの考え方や世界観など「ソフトウエア」も異なってきている点だ。北朝鮮は近現代史を故・金日成(キム・イルソン)主席とその一族の活動を中心とするものに歪曲(わいきょく)し、住民を幼稚園児の段階から洗脳する。3.1独立運動についても「金日成の父、金亨稷(キム・ヒョンジク)が組織し、8歳の金日成が万歳運動に参加した」といった具合だ」などと嘆いていますが、そう言う韓国も、実は結構似たようなことをやっていることになります。やはり何だかんだ言っても、一卵性結合双生児なだけあって、やることや考えることは似るのでしょう。
それから同じくコメントで「日本のマスコミについてはどう思っていますか?大雑把で良いので聞きたい」というご質問を戴いておりますが、これは「誰が」日本のマスコミについてどう思っているのかを問うているのかよくわからないので、回答保留とさせていただきます。
ところでマスコミと言えば、この数日、韓国言論で大きく取り上げられていたのはロッテのお家騒動でした。
ロッテのお家騒動の内容については、ひと通り読みはしました。財閥の後継問題というのは、外からはよくわからない部分が多く、細かい内情を列記していくだけでちょっとした小説のようになるものです。
今回のロッテのお家騒動は、ロッテの創業者の長男と次男の対立という側面と同時に、日本ロッテと韓国ロッテの対立という側面も持っていました。
詳細に追いかければそれなりに面白いものなのかもしれませんが、日本ではついこないだ大塚家具のお家騒動があったばっかりですし、古いものではありますが旧西武グループのお家騒動がかなり複雑怪奇で面白かったのと比べると、ロッテのお家騒動は比較的単純で、さほど興味深いとは思いませんでした。
しかし創業者が在日韓国人の日本の大企業であり且つ、韓国においても代表的な財閥のひとつということもあってか、韓国ではかなり強い関心を持って注目されていた模様です。
日本では、ロッテと言えばお菓子の会社ですが、韓国では百貨店からホテル業、球団経営まで手広く行なうかなりの大財閥です。韓国における財閥は経済の中心を占める存在であり、財閥企業の正社員になることが一般の韓国人の憧れとなっております。そう言えば少し前には、お家騒動ではありませんでしたが、財閥家族の横暴を暴露、糾弾したナッツリターン騒動が注目を浴びました。
憧憬は羨望と一体であり、羨望は劣等感を刺激するものでもあります。財閥のお家騒動は、韓国の一般人にとっては、彼らの劣等感を癒やす働きをするのかもしれないと思った、韓国におけるロッテのお家騒動報道でした。
コメント
少し前はバランサー外交、最近では告げ口外交しかり
「慰安婦問題」をアメリカで騒ぎ立てるといった例からも、韓国は
狡猾なナンバー2でありたいと実際は思ってるようですが、国内向けには
「ウリナラ世界一」を連呼してはばからないので、そのギャップに
苦しまないんだろうかと思うのですが、彼らの頭の中では
どういう風に幸せ変換されてるんでしょうか
韓国人のその精神面を解説していただければ幸いです
見たくないものは本当に見えないのでしょう
>韓国人的に米軍軍政時代というのは、「なかったこと」扱いされているように
>私には思えます。
韓国の「独立記念館」に行った日本人のブログに展示内容が写真つきで載っています。
韓国の歴史を探る旅。。。その5
ttp://blogs.yahoo.co.jp/tsu_303_dwarf/38638173.html
>いかにも「韓国は日本の植民地支配に抵抗し、アメリカと一体になって日本と戦った!」
>といわんばかりの絵。しかも韓国が中心にいるし・・・
↑
抗日軍とアメリカ軍が並んで整列している様子が「絵」で再現されています。
>そして今現在も韓国が声高に叫んでいるこの問題・・・いかにも!っていう感じで
>説明されていました。ま、小学生がこれ見たら・・・信じるよな。
↑
日本人が朝鮮人の若い娘を強制連行している様子が「人形」で再現されています。
史実をなかったことにして、史実でないものを捏造して展示するというのがスゴイですね。
まもなく「終戦の日」、韓国では「光復節」ですが、韓国の独立は「1948年8月13日、
アメリカ軍政からの独立」ですから8月15日は韓国とは何の関係もありません。
自分は何もせず、英雄の出現を待ち望む人々
ロッテのお家騒動についての記事でこういうコメントをするのは若干気が引けるのですが
ちょうど今日日本でも海難事故があったようです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150731/k10010174181000.html
この記事を読んでつくづく思うのは努力することに英雄は必要ないということです。
火災発生ですぐに救助に向かう海保、乗客を避難させる決断をした船員、退船の為の救助に向かった
同業他社のフェリー、そして船長が最後まで残っていたのは火災消化に向かった2等航海士が
まだ帰還していなかったからなんでしょうね。
最近のセウェル・クオリティに慣れきっていると記事の出来事がまるで奇跡の様に思えますが
よくよく考えてみるとこの救助体制の中に英雄はいないんですよね。
他人が困っていれば自分達のできる範囲で助け合う互助、それが難しい場面のために
準備された公助のシステム。今までの事故を"反省"した結果の対応が積み重なっただけ。
事故が起きた時に「2度目の人災を防ごう」と考える人々と「なぜ我々には英雄がいないのか」と
哀号哀号と叫ぶだけの人々、結果的にどちらがより多くの人を幸福に出来るのか、
我々は"反省"できる人間でいたいものです。
おはようございます。
米軍軍政時代を質問したものです。
ご丁寧に回答をしていただきありがとうございます。
あの年代の李承晩はじめ、マッカーサー、日正など
韓国人の認識がどのようであったのか知りたかったので
大変助かりました。
朝鮮半島の正統性のために反日、反米も利用されていること、
朝鮮式処世術にもある意味感心しています。
上のコメントにもあった「ナンバー2」理論も共感です。
韓国はアメリカ側のナンバー2で中華世界のナンバー2になって
日本を侮辱していくのが本望でしょう。
いつもありがとうございます。