韓国の反日の効能を考えた
とにかくこのところの韓国は良いところがありません。経済はあからさまに低迷し、韓流はすっかり過去のものになりました。東南アジアではまだ韓流が盛んだと言い張る韓国人や韓国人のような人も少なくありませんが、それは一時の余波が残っているだけで、そこから再びブームが牽引される気配は全く感じられません。
世界における韓国の存在感もめっきり薄くなりました。一卵性結合双生児の北朝鮮が世界に悪名を轟かせているのに比べると、(小狡い工作をすることはあっても)驚くほどの悪いことはしませんが、良いことも全然しないという印象です。
ただ反日だけは今も一所懸命(最早文字通り、この一所に命を懸けてる状態w)やっております。そこで今回は、反日が彼らにどのような効能をもたらすかということを考えてみました。
韓国における反日の効能には、どういうものがあるでしょうか。
まず「民族の結束を強める」というのが最大の効能でしょう。韓国人が三人寄れば七つの派閥が出来ると言われるほど彼らは互いに強く激しく諍いますが、日本という標的を作れば、それが幾らかは(完全には無理w)緩和されるようです。
続いて、「民族の自尊心を高める」という効果があるようです。「世界が高く評価する日本を叱ることが出来るウリナラは日本より素晴らしい」という理屈です。ここで、お前らどんだけ日本を高く評価してるんだと突っ込んだら負けです。
更に「日本の過誤を指摘し糾弾することで、韓国の評価が高まることが期待出来る」というのもあるでしょう。「日本はそんなにサイテーな国だったのか。それを教えてくれた韓国は素晴らしい」と世界の人は考えるに違いない、と韓国人は思っているのでしょう。
それから、「日本が韓国に頭を下げるようになることが期待出来る」というのもあります。韓国の正しい指摘に気付ける良心的日本人が増えれば、日本は反省して韓国に自ら進んで喜んで全身全霊を捧げるはずだ、というのは、韓国人には普遍的な考えです。
あとは「日本に対する反発を煽ることで、政府に対する国民の不満の矛先を逸らすことが出来る」というのも、間違いなくあるでしょう。
この他にも私が見落としてたり失念している反日の効能があるかもしれませんが、とりあえずこれらの効能について、考えてみたいと思います。
まず最初の「民族の結束を強める」というのは、少なくとも20世紀中はかなりの効能があったように思われます。しかし21世紀に入り、日本の統治を受けた実体験を持つ(=日本の統治を受けたことに対する屈辱を実感として持っている)韓国人が減ってくると、この効能も徐々に効き目が薄れてきました。
この効能を高めるためには、日本が韓国の脅威になる必要があるでしょう。そうすれば、「日本がまたウリナラを蹂躙するかもしれない!!」という危機感で韓国人の結束が強まるかもしれません。もっとも、裏目に出る恐れもあるのが嫌ですがw
次の「民族の自尊心を高める」というのは、今もそれなりに効能が保たれているようです。日本の悪口を言っている間は、日本よりウリが優れているという気分になれるのでしょう。
続く「日本の過誤を指摘し糾弾することで、韓国の評価が高まることが期待出来る」というのは、まあ朴槿惠韓国大統領が就任直後の外遊で散々やらかしたわけですが、むしろ韓国の評判を更に落としただけじゃないのかと思うのは私が日本人だからでしょうか。他人の過誤を指摘することで、自分が偉くなったような気になれる、というのは韓国内では通用するのかもしれませんが、世界が相手では難しい気もします。
「日本が韓国に頭を下げるようになることが期待出来る」というのは、これはまだ幾らか効能が残っています。何しろ日本には、韓国人のような真似をする日本人や、日本人のふりをした韓国人はまだまだ幾らでもいますから、彼らが韓国人の期待通りに振る舞うことは、今もよくあります。
「日本に対する反発を煽ることで、政府に対する国民の不満の矛先を逸らすことが出来る」というのは、ある意味国家運営におけるドーピングのようなもので、適所で適量を使えば結構な効能が期待出来るのですが、風邪薬でも乱用すれば依存症になるおそれがあります。反日も日常的になってしまえば、効能が薄れて副作用が発現するのは必至というものでしょう。但し依存症になってしまえば、止めたくても止められないという状態になります。現在の韓国の反日は、まさにこの状態と言って良いでしょう。
日本から見れば、韓国の反日は不愉快ではありますが、損得を天秤に掛けると実は日本にとって悪くないものとも言えます。むしろ韓国が親日べったりになる方が、日本にとってはよほど危険ですらあります。ですから、日本にとっては、韓国が反日依存症の危険性に気付いて、国を挙げて反日から離脱しようとすることの方が恐るべきことです。
そうさせないためにも、時々彼らが期待する反日の効能を見せてやるのも、これからの日本が取るべき対韓策のひとつかもしれないと思わなくもない今日この頃です。
コメント
日本からのアプローチで反日を解消するのは現実的ではないようなので、
どうやって彼らの反日を刺激して用日を抑制するかが今後の日韓関係の
軸になっていくのでしょうね。
なるべく上品に彼らの危機感を煽るなら、昨今の日本の歴史修正主義は
半島への再侵略を正当化するための布石だから注意してください
みたいな警告文を向こうの掲示板に書き込んだりするといいのかな?
ハングルでなくても日本語で書き込むだけでも効果ありそうです。
朝の情報番組(?)ZIPの音楽DVDランキングでもビッグバンとか言うのが一位になってましたっけ。デイリーかウィークリーか知りませんが、まあニッチ市場ですね。会社の人でも「韓流好き」は稀にいるのですが誰々が好きというよりはジャンルとして好きなのかと思われます。まあどうでもいいんですがw
韓国の若者は反日ではない、みたいな事をやってますがそんな訳ないと大勢の日本人が気付いた時の反応をマスコミは考えないようですね。アニメで偏向マスコミが「自分は公正な報道をやる必要なんてない、判断するのは視聴者だ」って事を言ってましたが、そんなもんなんでしょうね。
はじめまして
初めてコメントさせていただきます長い期間読ませていただいてました。過去記事もほぼすべて読みました。さすがにコメントまでは多すぎて全部は読めてませんが、ここ数ヶ月はすべてのコメントも読んできました。自分自身かなりのもんだと思ってましたが、まだまだ知らないことが多く、管理人さんの記事でとても勉強させていただきました。もっともっと広まってほしいサイトですね。これからも応援しています。
>何しろ日本には、韓国人のような真似をする日本人や、日本人のふりをした韓国人はまだまだ幾らでもいますから、彼らが韓国人の期待通りに振る舞うことは、今もよくあります。
マスコミが伝える「日本の姿」や「日本の問題」って、じつは「韓国の姿」や「韓国の問題」だったりすることが多いですね。「アジアから嫌われている」「世界で孤立している」のは、日本じゃなくて韓国のことだったし、「社会の底辺にいるネトウヨが韓国に嫉妬してヘイトしている」なんて、そのまま韓国のネチズンのことでした。
人権団体が言う「日本は男尊女卑」「日本では高校生が売春している」なども全て韓国のことでした。
さらにいえば、韓国人が言う「日帝の過酷な植民地支配」というのも、じつはみんな彼ら自身がやっていた事ですよね。
「若い女性を性奴隷にしていた」のは朝鮮戦争やベトナム戦争での韓国軍だし、「朝鮮人を拷問・虐殺した」のは朝鮮戦争の時の朝鮮人自身のこと、さらには韓国政府や韓国軍が自国民を大虐殺したのが「保導連盟事件」「済州島4・3事件」でした。
親日べったりになった韓国人は確かに恐ろしい。
こちらに向けられてくる好意を拒否できる日本人など
そういないだろうからだ。
好意を向けてくる相手が精神的に著しい異常をきたした人間で
あると知っていれば努めて関わりを避けようとするだろうが、大半の場合
日本人は好意を向けてくる相手が人格的に真っ当であることを(勝手に)期待する。それならば反日でいてくれた方がましという理論は確か頷ける。
韓国の反日が結果的に日本に利するというならば、一部の日本人の度を超えた嫌韓は日本の利益になるかどうか。このブログを過去から閲覧している人たちなら
すでに結論は出ていることだろう。
だめな嫌韓
「度を超えた嫌韓」が意味するところは、ちょっとあいまいですが、まぁ、それはだめでしょう。
日本の利益にはならない。
と、このブログの過去記事でも何回か書いてましたし、そういう嫌韓が増えるのは心配である、ともおっしゃってました。はず。
嫌韓という言葉でざっくりひとくくりにしてますが、実はとても幅があり方向にも全然違いがありますよね。
「度を超えた」というよりは、そもそもの方向の間違った嫌韓がだめなんだと思います。
本記事を拝見し思う。最近思う、イヤずっ~とかな、、、
思うところの・・・
マスコミと在日は日本の癌である。