罵倒語プロファイリング

一昨日の記事のコメント欄に香ばしいのが涌いたんで、ありがたくネタにさせていただきます。

私が入り浸ってるのは日韓チャットですので、やってくる韓国人のほとんどは在韓韓国人です。私は、彼らを稀に来る在日韓国人と区別する必要があるときは｢本国韓国人｣と呼んでいます。

この本国韓国人たちは、日本人を罵る時にはたいてい決まった罵り方をします。日本人を特定する罵倒語で代表的なのは｢チョッパリ｣ですが、これ以外にも｢猿｣、｢倭人｣、｢倭寇｣、｢倭奴｣等があります。

日本人に限定しない一般的な罵倒語としてよく使われるのは｢シッパルセキ｣、｢ビョンシン｣、｢ケセキ｣、「ミチンノム｣、｢ミチンニョ｣、｢バボノム｣等です。

単語以外にも｢この汚い娼婦みたいな女｣などの成句もあり、英語教育の成果によって英語の罵倒語スラングも取り入れた韓国語の罵倒語は、おそらく世界一と言って良いくらいのバリエーションがあります。

ところで日本人に対する罵倒語で、本国韓国人が決して使わないのに、在日韓国(朝鮮)人が必ずと言って良いほど使う罵倒語があります。

それが一昨日のコメント欄でも見ることの出来る｢韓国人｣「朝鮮人｣という罵倒語です。

この罵倒語、本国韓国人が日本人に使うことはまずありません。たまにNaverなどで見かけることも無いでは無いのですが、極めて稀ですし、その場合は｢お前は在日韓国人か？」というニュアンスで使っているようです(在日韓国人は、本国韓国人から見ると差別の対象ですから、これは別におかしくありません)。私も日韓チャットで、罵倒の意味で｢お前は韓国人か｣とか｢この朝鮮人｣と韓国人に言われたことは一度もありません。｢在日｣は何度かありますけど。

昨晩試しに日韓チャットの韓国人に｢日本人を罵る時に｢韓国人｣とか｢朝鮮人｣って言って罵りますか？｣と訊ねてみたところ、韓国人たちは一様に困惑。｢質問の意味がわかりません｣、｢日本人は日本人で、韓国人ではないと思います｣という答えが返ってきました。

もちろんこの罵倒語、日本人が日本人に対して使うこともありますが、マジで使えば殺し合いになってもおかしくないレベルの罵倒語です。日本人であれば日本人に対してストレートに使うことはまずありません。たいていは｢韓国(朝鮮)人みたいな奴だな｣とか、｢韓国(朝鮮)人みたいな真似するなよ｣などと多少なりともクッションを入れます。あるいは｢かの国の人｣｢どこぞの半島人｣という感じで、必ずぼやかします。

そういう配慮の無い一昨日のコメントから察するに、これを書いたのは日本人ではなく、在日韓国(朝鮮)人であろうと思われます。そもそも、嫌韓ブログにケチつけに来る日本人が、筆者を｢韓国人｣｢朝鮮人｣と罵ることがあるとすれば、そんな激しい自己矛盾はありません。

在日であれ本国であれ、韓国人が日本人を韓国人と罵ることの矛盾については、彼らがどれくらいねじれてるか、過去の記事をもう一度ご覧いただくとよくご理解いただけると思います。

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