韓国における「親日派」という単語についての考察
筆者が初めてこの話を聞いた時は「まさか」とか「昔の話だろう?」などと思いました。しかし韓国では間違いなくこの意識は、21世紀の今日もしっかり残されています。
このことを知った時は「日本憎しの余り【親日】という漢字の意味を無視するだけでなく、彼らの歪んだ観念をその単語に糊塗するなんて、韓国ってのはなんて無知で狭量で偏執的で粘着な連中の多い国なんだろう」と、強い落胆と軽蔑の念を覚えたものです。
しかしごく最近になって気づいたのですが、この「親日派」という言葉は、韓国では実は単純で漠然とした「売国奴」とか「裏切り者」という意識ではなく、かなり具体的な対象を指していることに気づきました。その「具体的な対象」とは「かつて日本におもねって私腹を肥やし、更にその財産を現在も子孫が維持している人々」です。
ですから逆にかつて日本統治時代に日本のために働いた人の子孫であっても、現在富裕というわけでなければ、必ずしも「親日派」呼ばわりされるわけではないようです。
例えば韓国には「日帝強占下反民族行為真相究明特別法」や「親日反民族行為者財産帰属特別法」という法律があります。当初これらの法律は韓国人の反日意識の明文化だと筆者は思っていました。しかし日韓チャットで韓国人らにそう言うと、彼らは血相を変えて(いや顔色は見えませんが)「違う、これは日本に対する憎悪や反感、敵対心とは関係がない。これは日帝統治時に日本に協力した韓国人に対する法律だ」と強く否定します。
彼らが反日を隠蔽したがるということは先日も述べました。彼らがこれらの法律を絶対に反日意識の明文化ではないと言い張るのも、この反日隠蔽癖ゆえのことかもしれません。しかし「日帝強占下反民族行為真相究明特別法」や「親日反民族行為者財産帰属特別法」等の法律に隠された本来の意図は「日本に協力・加担した韓国人への憎悪だ」というのも、部分的には事実でしょう。
それは同時に、現在裕福な者に対する彼らの嫉妬と断じて良いかと思います。彼らの嫉妬や羨望が、やがて憎悪や反感、敵対心へと変わってゆくのは、彼らの対日意識を見れば容易にご理解いただけるかと思います。
コメント
漢字熟語
以前に読んだ、産経新聞の黒田記者のコラムによると、
漢字熟語がものによっては、日中韓で異なる事があるそうです。
例に挙がっていたのが「唐突」で、韓国では無鉄砲的な
意味合いになるそうで、悪い表現との事。
また八方美人は、やり手の人物を表す好意的な表現だそうです。
同様に今回の親日も使い方が違うとか。
日中の異なる例が何だったかは忘れました。
遡及法
あれは完全に遡及法でしたね。
現在の価値観で過去の価値観を裁くというのは野蛮な行為だ。
例えるなら・・
タバコは20歳未満は禁止だが、「今日から禁煙は30歳以上の成人に認められる」という法律がいきなり可決して、昨日までなら安全で、今日からは控えればいいのだが、この法律に追分として「この法律は平成元年まで遡って適用される」されている場合は、平成元年から吸っていた当時30歳未満全員の人を裁くようなもんだ。
関係ない話・・・。
fetiaさん、なんでオセロゲームを入れたんですか・・・。
やっと引き分けたぜ。
遡及法でいうなら、日本にも遡及法は消防法などにありますよ。
だから何?っていわれれば・・・その・・・あの・・・
わーい!オセロ買ったよー!
大逆転で。面白かったです。
hanaさん、私もようやく勝ちました。もうやりたくねえ。(記事に対するコメント入れなくてごめんなさい。)