韓式印象操作の再配布に加担せぬために
今年の韓国でも、例年通りそういう動きが全く無いわけではないようなのですが、昨年末に死傷者が出るほどの本気の攻撃を仕掛けた北朝鮮が、再び韓国に脅迫状を叩きつけてきたことで、韓国は三一節だ反日ワッショイと浮かれてる場合ではない様子です。
と言っても、何しろあの延坪島砲撃事件の時でさえ、発生から2週間ぐらいは、ピンと来てなかった韓国人です。日韓チャットの韓国人に聞いたところ、昨日の韓国のテレビやネットニュースはその手の話題で持ちきりだったようですが、それが韓国人の脳みそに伝わるのは、恐らく実際に北朝鮮が韓国に攻め込んでからでしょう。それまでの間、韓国人は今まで通りケンチャナケンチャナ(大丈夫、大丈夫)と言い続けるでしょう。ですので、今はこの件について、ニュースを追ってもチャットで韓国人にインタビューしても、大した収穫は得られないと思います。
とりあえず、半島有事勃発などの速報性を重んじる情報はニュース系のサイトやブログにお任せするとして、今回私は、三一節について韓国人に色々話を聞いてみました。
前回のチャットログにもちらっと出てきましたが、この三一節は韓国人にとっては真っ先に語られる誇らしい抗日の実績であり、中でも柳寛順という少女は、朝鮮のジャンヌ・ダルクとまで謳われ、三一節の象徴的な存在になっております。
日韓チャットの韓国人に聞いたところ、この柳寛順については小中高を通して教えられるそうです。たいていの学校には世宗王、李舜臣、李承福と、この柳寛順の銅像があるだろうと言うほど、韓国では著名な愛国烈士のひとりとしてあげられます。
彼女の伝記は、北朝鮮の金日成や金正日の伝説を笑えないほど大きな誇張と欺瞞を含んでおります。このことについては、韓国でも問題視する人がいないわけではなく、2002年2月26日付の中央日報には、あまりに大きい誇張や捏造を問題視する記事が載せられております。
しかし、それから9年経った現在でも、韓国人の一般常識としての柳寛順像が修正された気配はありません。
ところで私が話を聞いた韓国人は、小学生の頃、柳寛順の肖像写真が子供心に無性に恐ろしく見え(心霊写真のように見えたらしい)、教師に泣きながら怖いと訴えたそうです。
すると教師は幼い生徒が泣いて怯えているにも関わらず「それじゃだめなの!この方は我が国を守ってくださった立派なお姉さんよ!さあ、写真をもう一度ちゃんと見なさい!見てこんなに立派な我が国の子供になると誓いなさい!」と言ったそうです。
以来その韓国人は、この【朝鮮のジャンヌ・ダルク】にあまり良い感情を持てず、柳寛順に関する授業は大雑把に聞き流していたと言います。
それを聞いた私が「韓国式教育w」と冷やかすと、その韓国人は「そうです、韓国の教育は、子供が心に傷を負っても、【誇らしい韓民族・朝鮮民族】であることを優先します」と、憮然とした顔付きが見えるような調子で言いました。
柳寛順についても、また前回のチャットログにも顕著に現れておりますが、あらゆる分野において、彼らにとって最も大切なのは【事実】ではありません。民族の、というか「ウリ」の感情です。特に「誇らしさ」が何よりも重要です。
そのためなら、悪意に満ちた印象操作とも言うべき教育を行なうことも、彼らにとっては何ら問題ではありません。またそういう教育を受けた韓国の子供たちが、自らが受けた教育結果をナチュラルに再配布するようになることも、やはり前回のチャットログに如実に現れております。
それを知らない日本人は「韓国人はすべて分かります歴史時間に学ぶんです」という韓国人の言葉に軽々と転がされます。それが転がされた日本人個人で留まる話ならば、さほどの問題ではないかもしれません。しかし弊ブログで再々警鐘を鳴らしているように、そうやって転がされた日本人は、一人で二通りの韓式印象操作再配布の役割を持つことになります。
ひとつは、転がされた日本人自身による韓式印象操作の直接的再配布です。即ち前回チャットログの例に則して言うならば「韓国って歴史教育が徹底しているから、わずか10代の子供でも、すらすらと歴史問題を語れるんだよ」というような、より韓国を知らない日本人への印象操作です。
もうひとつが、「日本人を上手く転がした韓国人」が、容易に転がされない日本人と対峙した際に用いる、間接的な権威付けとしての役割です。即ち韓国人が「これは(私の知ってる)日本人が認めたこと」と言って振りかざせるお墨付きを、転がされた日本人が意図するしないに関わらず、与えることになるのです。
もちろん、日本人にもこういう小賢しい印象操作を用いる者はいます。が、韓国と比べればその数はぐっと少ないでしょう。なにしろ韓国人は、日韓チャットでたまたま話す10代の青少年から韓国政府、果ては韓国に一度も足を踏み入れたことのない在日に至るまで、実に自然に滑らかに躊躇なく、韓式印象操作を用いる者が大半なのですから。
それに容易に転がされぬようにするためには、彼らが発する言葉の端々に散りばめられた「それって何か変じゃない?」という違和感を察知するスキルが必要だと思います。
例えば前回のチャットログは、きちんと読めば随所に「それって何か変じゃない?」という点が散りばめられております。あのようにログとしてまとめられており、後から読み返すことが出来れば、その違和感に気づくことはさほど難しくありません。が、現実のチャットの場合、相手が次に何を言うかは、実際に相手が発言するまでわかりません。ですのでぼやっとしてると、多少慣れていても些細な違和感は案外見逃しがちです。ログの残るチャットですらそうなのですから、ログさえ残らぬリアルの会話であれば、尚更に見逃す可能性は高いでしょう。
そういう違和感を確実に察知出来るようになるには、どうすれば良いかと言えば、こういうのは一にも二にも慣れです。場数を踏むのが一番ですが、それが無理なら場数を踏んだ人のレポートを渉猟するのが次善の策でしょう。幸い、ネットの普及によってそれらの入手は現在格段に容易になっております。対韓経験者が多く集まる月見チャットをご活用いただくのも良いかもしれません。
現在の日本では、マスコミが積極的に「韓国人に転がされた日本人役」を買って出ているという現実があります。直接の知り合いに韓国人なんかひとりもいないし、日韓チャットに行くほど物好きじゃないし、積極的に韓国に関わるつもりのない自分には、こんな対韓スキルは必要ないと思ってる人ほど、知らぬ間に「韓国人に転がされた日本人」や、その役割を果たす者に転がされ易いと言えます。
韓国人の知り合いが接触の機会が全くないとしても、こういう対韓スキルを獲得しておけば、現在の日本のマスコミが「韓国人に転がされた日本人役」を買って出ていることがありありと見えてきますし、彼らが垂れ流す印象操作に早めに気づくことも出来るという二次的な効能も期待できます。更には結構身近にいることがある「朝鮮人のような真似」をする日本人や、そういう人の魂胆にいち早く気づくことも可能です。
実は案外便利な対韓スキル、現在の日本では身につけて損はないと思います。
コメント
看過できない。
笑っていいともで、「全世代でキムチ鍋が人気一位」とか「プルコギピザが大人気」とかやってたらしいですが、最近とくに印象操作が加速しているようですね。久々に見たヘイヘイヘイでわざわざ「K POP情報」と題し、その日のゲストや進行状況と関係なく話を挟んでいたのには大変驚きました。
やっぱり、在日や無韓心な日本人を何とかしないといけませんね。
相変わらずでw
私の住む地域において、親韓派の県議・町議(市議)員が転がさせているとい事がありまして、環日本海交流・交易に熱心な議員が存在しています。
この手の議員を含めた親韓派に対し、韓国・北朝鮮人の習性や起きうる時事に対し嫌疑的意見を発すると、沈黙するか差別主義者だと火病るかw、見ていて見苦しいものです。
しかし最大の敵は無韓心な人々で、とりあえずの見た目の言葉美しさに騙されて親韓派の跋扈を許している現実があります。
対韓スキルはブログ主さんと同じく必要な物と思います。
月見チャット?
すみません。
月見チャットは携帯からでも参加出来るとのことですが、探しましたが見つかりません。
URLの掲示の方もお願いいたします。
なんだか突然コメントが書けなくなって、接続できなくなってしまいました・・
月見チャットでは失礼いたしました。みなさんありがとうございました。
急に画面がフリーズしてしまい、再入室もできませんでした。ご無礼お許しください。
また参加させていただきます。
PCからHPを開き、そこにあるQRコードの入り口からだと携帯でチャットできますね。最初から携帯だけだと、チャットにいけません。
対韓スキルと限らずとも、
何かしらに対し疑問を持つスタンス、というのは大切だと思います。
それこそ今時分なら、ググりでもすれば様々な答えを目にできますし。
ウソをウソと(ryともよく言われますし、ちゃんと疑い、調べ、勉強しなきゃなと改めて自戒する次第。