日本人を恐れる韓国人
鮮于鉦記者は朝鮮日報の東京特派員として、昨年まで5年余りも日本で暮らしていたこともあってか、韓国に戻っても相変わらず日本考察記事を書いているようです。
が、日本で生まれ日本で育つのみならず、祖父母のそのまた親の世代から日本に住んでいながら、韓国人であることから一歩も出られない韓国人がうじゃうじゃいるのですから、5年やそこら日本に住んだだけで、鮮于鉦記者が韓国人であることから一歩も出られていないのは当然で、彼の書く日本考察は、日本人が読むとクエスチョンマークの飛び交うものであることが珍しくありません。
しかし何事につけ、根拠がなくても自信満々なのが韓国人という生き物です。ましてや5年半も日本に住んだという事実があるのですから、鮮于鉦記者による日本考察が薄くて浅くて上っ面などとは、おそらく本人が一番思っていないでしょう。
ただ彼の日本人考察は薄くて浅くて上っ面ですが、彼の韓国人としての思考は、純度も濃度も100%です。ですからそんな鮮于鉦記者が書く日本関連の記事は、韓国人の対日意識を考えるのにはうってつけの資料と言えます。
この記事を読んでしみじみ思ったのは、韓国人の抱える日本人観というものです。以前から度々申し上げていることですが、韓国人から見た日本人というのは、まことに複合的な姿をしています。
韓国の新聞などに載る風刺漫画などで表現される日本人は、たいてい背広姿なのにちょんまげを結い下駄を履き、メガネをかけた出っ歯でちょび髭のチビです。韓国人がこういう漫画的なイメージで日本人を見ていることもあれば、たとえば竹島問題を話す時などは、意地を張って我を通そうとしている無知な子供を見るような意識で日本人を見ていることもあります。かと思えば、表面上は穏やかに微笑んでいながら、懐に鈍く光る刀を隠し持ち、隙を見せれば意味もなく襲いかかってくる裏表の激しい信用ならない卑怯者という印象も、彼らの間では根強いものがあります。
これらのような韓国人が抱く日本人に対する悪いイメージのほとんどが、実は彼らの自己投影であることは、韓国(人)を多少なりとも知った人には既に周知の事実ですが、韓国人自身がそれを自覚することはめったにありません。
ところが彼らの対日イメージは、こういう悪いイメージばかりではありません。極めて良いイメージも、必ず同時に持っています。
たとえば、先述の記事中にもありますが、日本製品に対する彼らの信頼と憧れは、もはや信仰と言っても良いほどです。あるいは日本人に評価された、日本で売れたと言えば、彼らが果てしなく有頂天になり、彼らの間でも評価が急激にあがるのは、キムチから韓国芸能人まで、一律のパターンと言っても良いでしょう。
韓国では「親日派」と言えば、どういうシーンで用いようと罵倒語でしかありませんが、「日本人のようだ」と言えば、これは必ずしも罵倒語ではありません。
日韓チャットではしばしば「やはり日本人だね」などと言われることがあります。これなどは彼らが抱く「悪い日本人のイメージ」が前面に出た場合ですが、これとは逆に「日本人ならもっと親切なはずだ(=お前は日本人ではない)」「日本人ならもっと親切にしなさい」という言われ方をされることも珍しくありません。「日本人=親切、思いやりがある」というのは、韓国でもステレオタイプな日本人の印象です。
このように彼らの日本人に対する意識は、モザイクのように複雑に入り組んでいます。そんな彼らの複合的な対日意識の根底にあるのは、「日本人は恐ろしい」という意識かもしれません。
それは先述の記事における「しかし、大震災による混乱を収拾し、為替レートというベールを脱いだ瞬間、強くなった日本企業はモンスターのように韓国の前に立ちはだかることだろう」という一文の「モンスターのように」の部分に象徴されているように思います。
普通、「立ちはだかることだろう」と言う場合は、「巨人のように」とか「高い壁のように」といった「巨大なもの」をイメージする言葉が続くはずです。ところがここであえて鮮于鉦が「モンスターのように」という言葉を用いたのは、彼らにとっての日本(人)が「巨大なもの」と言うよりは、「恐ろしいもの」という意識があるからではないでしょうか。
筆舌に尽くしがたいほどの大地震と津波に襲われ、更に原発事故まで起きているにも関わらず、日本人はパニックを起こさないどころか、号泣したり取り乱したりするものさえ極めて少ないことが、彼らには理解出来ません。もし韓国で同様の災害が起きれば、韓国人なら我を失って血を吐くほどに泣き叫び、天を呪い地を怨み人を憎むでしょう。それが韓国人に取って自然で当然の行動であり感情です。それを押し殺すことの方が、彼らにとっては不自然であり非人間的なのです。
ところが日本人は、命の瀬戸際という事態に直面しながら、実に淡々粛々としています。
テレビが映し出す日本人は、肉親や財産を失い、自らも被災して、心身共に間違いなく深く傷ついていることがモニターを通してもはっきり窺えるにも関わらず、取り乱して泣き喚くどころか、溢れ出す嗚咽さえ噛み殺そうとしています。誰かから、そうしなければ殺すと脅されているとかならばともかく、自主的且つごく自然にそういう行動をとる日本人に、韓国人は底しれぬ恐怖を感じているようです。
彼らの、日本人に対する複合的な意識は、こういう恐怖に根ざすのではないでしょうか。
実際、日韓チャットで見る彼らの日本人に対する振る舞いは、時に鎖につながれた猛犬をからかうような態度を彷彿とさせます。鎖の届かぬ位置を確保した上でならば、安心して誰もが恐れる猛犬をからかうことで、自他に自らの勇敢さを誇示出来るという意識です
あるいは映画「韓半島」で、日本の海上自衛隊が韓国に矛先を向けただけで、交戦どころか一発の銃弾を発したわけでもないのに韓国軍が震え上がるシーンがありましたが、あれに韓国人が全く違和感や拒否感を覚えなかったところからも、日本人に対する恐怖感が彼らの共通意識であることが窺えます。
私たち日本人から見た韓国人は、実に化け物じみた生き物ではありますが、どうやら韓国人が見る日本人も、彼らにとっては恐るべきモンスターのようです。
ただ、彼らから見る日本人は、理解不能の恐るべき凶暴な怪物なのかもしれませんが、私たち日本人から見る韓国人は、穢らわしくも煩わしい魑魅魍魎という違いはありますが。
コメント
すばらしい韓国人評です!
こんなに詳細に、分かりやすく、端的に形容されていて
まさしく、私の近所に住むやっかいな面倒な隣人の韓国人そのものです。
あまりの感動に、ついつい初コメしてしまいました。
更新おつかれさまです。
>韓国人が見る日本人も、彼らにとっては恐るべきモンスターのようです。
元自衛隊空将佐藤守氏の数年前のブログで中国の空軍将校が「(うろ覚えですが)日本は本当に恐ろしい、なぜなら開国後数十年で清、ロシアを倒しやっとアメリカに敗戦したと思ったらすぐに経済大国になった。」と発言したのを読んだことがあります。
歴史上まれな過酷さの植民地統治
と彼らが言えるのも 日本人が無慈悲に接してこなかったことを知っているからです。中国政府やロシア(人・政府)に対しては何もいえません。中国人に対する無礼な振る舞いは 相手が貧乏人だからです。
チョウセンジンには無慈悲に対処することが彼らの為と思われます。
あっなるほど!
なんか素直に納得してしまった。
ホントに韓国人の日本人に対して抱く感情は複雑ですね(´Д` )
気になって仕方がないんでしょうね、自分達と価値観や性格が全然違うので。
韓国人の潜在意識
日本人に限らず韓国人が「外国人を恐れる心理」も存在すると理解しなければ
ならないと言う主に「嫌韓日本人に対する警鐘」と受け止めました(^◇^;)
あくまでも韓人の対日リスペクト不熱心が招いた結果であり、我々日本人は
そうでない朝鮮人の動きも警戒しなければならない現実も有ると言う
事ですな(^◇^;)逆に言えば所謂「馬鹿韓国人」を甘やかす愚かな
反日日本人に対する警戒を「我々」は持たなければならないと言う
のもまた「現実」で有りますが(^◇^;)
兎に角、民族に関わらず「反日勢力」の如きに舐められてはいけないと
言う管理人氏の警鐘だと私は受け止めました(^_^;)(^_^;)(^◇^;)
今回の記事を見る前にアサヒビールの話を読みましたが、fetia様の書かれている程は思いませんでしたね
相変わらず文章のオチに酷いものがありましたが、倍の値段で売れるアサヒビールは頑張っていてそれを苦々しく思っている姿がありありと浮かびました
結局何が言いたいの?と思うワケワカラン文章でした
タイトルで目を引いて中身でガッカリするという彼らの一パターンかと
>鎖の届かぬ位置を確保した上でならば(ry
この文は言い得て妙だと思いました。分かりやすい。
売春婦も国に頼るんですかぁ?
またもや韓国で売春婦デモが起きた訳ですが┐(´д`)┌ヤレヤレ
サーチナ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0416&f=national_0416_106.shtml
韓国の売春婦は自分たちがマフィア的な立場と言う自覚が無い様
ですな。なんで悪党も同然の立場の奴らを国が助ける筋合いが
あるのかと。
韓国の自己責任概念の無さを示す例ですな。
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ブログ主様へ
毎回素晴らしい文章をご公開いただき深く感謝しております。どうぞ政治ブログへの登録もお願いします。なぜならもっともっと沢山の方々に読んでいただきたいからです。特亜三国に関するブログでもあのジャンルでは上位に入り読者およびコメント数も桁違いに多くなるからです。もちろん敢てここだけにしか登録なさらない訳がおありかもしれませんが。 素晴らしい文章を多くの人に是非読んでいただきたいのです。 読ませていただきます度いつももったいないと思っています。
別のサイトで見た、ある外国人の日本評ですが、「日本とは鏡である」だそうです。
悪意を持ってみれば悪意の満ちた国であり、好意を持ってみれば善意に満ちた国に見える。日本がどのように見えたかで、その見た人物の本質がわかる、のだそうです。
量産型韓国人の酷評する日本は、まさに彼ら自身そのもの。彼らが罵倒する時に使用した単語は、恐ろしいほど全て自らを表している。当然彼らはそんな不都合な事実は認めない。そんな部分でさえ、日本は不都合なことを認めないニダ!と自己投影する始末。
通常、日本人は厄介ごとから距離を置くことが多いため、特に強く反論しない。これを敗北したと勘違いした韓国人が責める。当然、ある程度のところで堪忍袋の緒が切れた日本人に滅多打ちにされる。そこで、アイゴーなんて酷いニダ?になる。
彼らは攻を好み、防を疎かにする。そのくせ、攻に戦略も戦術もない。集団になれば暴徒としての力は発揮するが、相手も集団だと驚くほど脆い。最後には情を乞うて何とか生き延びようとする。大国に囲まれた悲しい歴史であることは理解するが、打破できなかった民族に同情する気にはなれない。
更に迷惑なのは、何か見えないものと戦って妄想に逃げ、それを根拠に日本に係ってくることである。迷惑千万です。